体験を提供しデジタルマーケティングの未来を拓く
デジタルクリエイティブアワードである「コードアワード2018」(主催:株式会社D2C)のグランプリおよび各受賞作品が決定し、その贈賞式が、8月2日に行なわれた。
今年のグランプリには、東京、ニューヨーク、ロンドンの 3都市に分かれた Perfumeメンバーのパフォーマンスを、最先端の通信テクノロジーでタイムラグ無く同期させた、NTTドコモの新映像体験コンテンツ「FUTURE-EXPERIMENT VOL. 01 距離をなくせ。」(電通+Dentsu Lab Tokyo+電通テック+ELEVENPLAY+Rhizomatiks+P.I.C.S.)が輝いた。
また一般投票によって選ばれるパブリックベストは、ソフトバンクの「私立スマホ中学」(博報堂+CHOCOLATE)。
総勢20人を超える著名人が学校では教えてくれないことを教えてくれる授業プラットフォームは、ユーザーに支持された結果がそのまま反映される結果となった。
審査委員長を務めた伊藤直樹氏(PARTYクリエイティブディレクター)は、ものづくりにはレイテンシー(遅延)という1つの問題と、ボーダー(境界線)を越えるという1つのテーマが存在すると語った。今回のグランプリは、5Gという技術でレイテンシーに立ち向かい、国境を越えるという大きなテーマに挑んだ作品だったと総括した。