APA アワード 2020ウェブ展公開

アワードサイト pmaward.jp/ 3Dギャラリー apa.or.jp/award2020/3d/

APAアワード 2020 3Dギャラリー。モニタ上には、リアル美術館さながらの奥行き広々とした展示空間が広がっている。寄り引きでの閲覧も可能。入賞作品はクリックすると拡大できる。

APAアワードの新たな試み。バーチャル空間での作品展示

日本広告写真家協会が主催する公募展「APAアワード2020」。毎年、広告として世の中に流通した作品を募集する広告作品部門と、プロ・アマ問わず自由な写真表現を競う「写真部門」の入選者が発表されている。

本来であれば、昨年2月末から受賞作品展を開催する予定だったのだが残念ながら、新型コロナの影響でリアルな場での展示が中止となってしまった。

そこで、APA事務局では1年をかけデジタルでの開催の準備を重ね、今年 3月末にAPAアワード 2020 Webサイトと3Dギャラリーを公開した。

この3Dギャラリー内には、上位作品だけでなく全ての入選作品が展示されている。閲覧者はリアルなギャラリーを動き回るように、空間内をスムーズに行き来しながら作品を鑑賞できる。

バーチャル空間を自由に動き回る楽しみもありながら、1点1点の作品をじっくりと閲覧できるのも魅力的だ。もちろん、スマートフォンでの閲覧も可能。

2021年度は公募自体が開催中止となったが、2022年度は開催予定。現在応募サイトを制作中だ。

 3Dギャラリー壁面に展示された広告作品部門 経済産業大臣賞 宇田幸彦「書く、を支える。」
APAアワード2020 Webサイト内広告作品部門特選賞 岡 祐介「STAR FLYER×JUN HASHIMOTO」
写真作品部門 文部科学大臣賞 平野タカシ「words」。APAアワード 2020 Webサイト内では作品閲覧のほか、スタッフリスト情報なども確認でき、フォトグラファーの Webサイトや SNSのリンクもされている。

コマーシャル・フォト 2021年6月号

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