Life in the Desert 砂漠に棲む

砂漠に生きる人と動物。「そして人生は続いていく」

UAE(アラブ首長国連邦)「アル・アイン」の砂漠で、200匹の動物たちと暮らす美奈子アルケトビさん。家族との日々を綴る「はなもも」名義のブログやTwitterは、のんびりとした動物たちとの日常だけでなく、厳しくも美しい砂漠の自然や、人柄の垣間見える言葉が人気を呼んで、開設以来、多くのファンを惹きつけています。

Life in the Desert 砂漠に棲む」は、美奈子さん一家が送る日々の暮らし、ずっと変わらないようにも思える、けれど同じ瞬間は二度と来ない、その一瞬一瞬を記録し、一冊にまとめた写真集です。本書では、動物たちと過ごす砂漠の生活を「砂漠」「家族」「暮らし」の3テーマに分けて収録。日本ではおよそ目にすることのできない砂漠での暮らしを目にすることができるとともに、美奈子さんが家族たちに向けるやさしい眼差しが感じられる作品に仕上がっています。

本記事では、著者と一緒に暮らす動物たちの写真を中心に、そのごく一部を抜粋してご紹介します。

わが家の家族構成は、私とオット、ほかは、ガゼル 、イヌ、ハト、ウマ、ネコ、ウサギ、ラクダ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ニワトリと、全て動物。約200の命と顔を合わせる毎日である。ラクダやウシは売ることもあるし、ヤギやヒツジやニワトリは食べることもある。

ざっと数えて60匹のネコたちは、ほとんどが外で自由気ままに過ごしていて、ふらっといなくなり、またふらっと帰ってくる者もいる。そんな彼らも、私たちは「家族」と呼んでいる。彼らが日々をどう過ごせるかは、私たちにかかっている。彼らが健康に過ごせるにはどうしたらいいのかを試行錯誤したり、これで幸せだろうかと悩んでみたり。

彼らにとって一番大事なことは何か、一緒に生活していくために何を選択しなくてはならないのか、あれこれ考えたり、葛藤したり。ただ「かわいいね」だけで済ませるわけにはいかない存在。それが私たちにとっての「家族」。(「家族」の章より抜粋)










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