2018年5月12日～8月5日　東京都写真美術館

思わず誰かに“話したくなる”名作の数々が一堂に

東京都写真美術館の収蔵作品を紹介する「TOPコレクション」。今年のテーマは「たのしむ、まなぶ」。古今東西の名作を一挙に楽しめる展覧会が開催中だ。

実際の作品の大きさによる存在感や、壁に展示された作品のリズム感などを全身で感じることができるのは、美術館ならではの「学び」。そしてただ写真を見るだけでなく、興味のある作品の中にじっくり入り込むことで、気づかなかった別一面に気づいたり、「わからないこと」を発見し、その「わからなさ」を楽しむこともできる。

同展では、木村伊兵衛、中平卓馬、鈴木理策、植田正治、ダイアン・アーバス、シンディ・シャーマン、ロベール・ドアノー、エリオット・アーウィットなど約50名の作家の作品、約140点を展示。膨大なコレクションの中から、作家や被写体の気持ちを想像したり、写っていないものまで見えてくるような、話のネタが詰まった作品を選び出し、見る人が自由にアプローチできる鑑賞空間を作り出した。会期中には、ワークショップやイベントも多数開催予定。

＜写真展情報＞
TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ
会場：東京都写真美術館
http://www.topmuseum.jp/
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
Tel：03-3280-0099
会期：2018年5月12日（土）〜8月5日（日）
休館日：毎週月曜日（ただし7月16日（月･祝）は開館、7月17日（火）は休館）
営業時間：10時～18時
料金：一般500円、学生400円、中高生・65歳以上250円