Ultimate Lighting Works 美しいポートレートを撮るための光の魔法
第3回

自然光となじませるための天井バウンス+α

Ultimate Lighting Works 美しいポートレートを撮るための光の魔法」は、ファンタジックかつ絵画的な作風で人気のHASEO氏によるライティング技術の指南書です。

ライティングに特化した100点以上の作品をモデルケースとして、モデル位置と光源の灯数、光源から被写体までの距離、光源の向き、各機材の位置、使用機材、撮影設定にいたるまで、作品作りにおいてイメージ通りの光を作り出すためのノウハウを惜しみなく解説しており、特にモデルを起用した撮影に向けた「創作のためのライティング」を学べます。

本記事では「第3章 作品別ライティング技法紹介 モデル一人撮影・屋内編」より、大光量ストロボ2灯と自然光を組み合わせたライティングコントロールの一例を紹介します。

リコーイメージングPENTAX 645Z smc PENTAX-FA645 45-85mmF4.5 35mm判換算焦点距離:35mm f4.5 1/100秒 ISO320 WB:マニュアル RAW

画面右奥の窓から射す日差しをメイン光源にした作品。日中の比較的明るい太陽光を背にしているので、顔の部分が真っ暗になってしまう。モデルの右手前に設置したプロフォトB1の天井バウンスの光だけでは自然に影を起こすことができなかった。そこで、直接モデルを照らすプロフォトB1をもう1灯加えることで、背景の明るさに負けない光を得ることができた。自然なライティングにするために、モデルを照らすB1にはソフトボックスを使用し、1/32と弱めに発光している。こうしたシーンでは、光量を細かくコントロールできるモノブロックを使用した方がよい。

ここでは直接漏れる光もライティングに活用できると判断したため、バウンス用のB1にはアクセサリーは使用していない。モデルの背後にスモークによって光が進む方向が見えるようになるので、それを参考に状況に応じて天井バウンスを調整している。

リコーイメージングPENTAX K-1 HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR 焦点距離:24mm f2.8 1/100秒 ISO125 WB:マニュアル RAW

A
プロフォトB1
アクセサリー:ソフトボックス
出力:1/32
アングル:モデルの顔に向ける
高さ:1.8m

B
プロフォトB1
出力:1/4
アングル:垂直方向上向き
高さ:1.9m


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Ultimate Lighting Works 美しいポートレートを撮るための光の魔法

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著者プロフィール

HASEO

(はせお)

名古屋出身・名古屋在住のフォトグラファー。高井哲朗氏に師事。
屋外でのロケにこだわり、自身の作品ではCGや合成や造花など使用せず、現地にて撮影することをポリシーとする。
心の闇、人間社会の闇を切り撮り、独自の世界観、言霊とともに、写真で物語を生み、オリジナルのストーリーを展開。
どんな女性でも美しく撮る法則を独自に編み出し、頭蓋骨に合わせた撮影技法を論理的に体系化した。「頭蓋骨セミナー」を全国で開催。全国のカメラマン・ヘアメイクに人気のセミナーとなっている。月刊誌 「フォトテクニックデジタル」(玄光社)にて「闇王の美神狩り」を連載中。

APA(公益社団法人 日本広告写真家協会)正会員
PX3 2016 Professional Fine Art Gold 受賞
TRIERENBERG SUPER CIRCUIT 2017 FineArt Gold 受賞

書籍 (玄光社)
Ultimate Lighting Works 美しいポートレートを撮るための光の魔法
闇王の写真絵本
女性を可愛く美しく撮るための究極メソッド

ウェブサイト:http://www.hasegawahaseo.com
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