手帳事典
第10回

時代に合わせて進化を続ける日本最初のシステム手帳 BS-001 スタートアップセット・ベーシック

世に手帳は数多ありますが、自分に合った手帳にめぐりあうのはなかなか難しいもの。自分一人でその判断をするにしても、いろいろな手帳を実際に使ってみなければ、勘所が掴みにくいのが常でしょう。

手帳事典 2019」では、自分に合った手帳を見つけ、使いこなすためのヒントを多数収録しています。全102種類の手帳を目的や方向性ごとにカテゴライズし、手帳の種類から選び方、おすすめの手帳へ読者を導く診断チャートや、使用事例まで完備。「手帳を使う」とはどういうことか、そして手帳を使いこなすにはまずどうしたらいいのか、という疑問に答える一冊となっています。

本記事では、リフィルの追加で組み合わせ自由な「BS-001 スタートアップセット・ベーシック」をご紹介します。

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BS-001 スタートアップセット・ベーシック(システムダイアリー)

  • 日本で初めて開発されたシステム手帳
  • 持ち運べる情報カードがコンセプト
  • 独自開発の新世代用紙「アクアスマート」採用
  • 特徴的な8穴バインダー
  • H145×W97mm

ビジネスとプライベートを同時に充実させるシステム手帳

システムダイアリーは、1968年に発売された日本で初めて開発されたシステム手帳です。情報カードを持ち歩くというのがコンセプトで、手に収まるこぶりなサイズに8穴のバインダーが特徴。これはカードを長期間保護することを重視しているからだそうです。

また、横から見たら楕円形になっているリングは、筆記性の向上に役割を果たします。日付入りリフィルはジャバラ式で、長期保存を行なっても経年変化を起こさない独自開発の新世代用紙「アクアスマート」を採用。耐水・耐候性に優れています。

現在の社長は元々システムダイアリーのユーザーで、創業者との出会いから事業を引き継ぐことになったというちょっとよいストーリーがあります。

Techo Data

商品名:BS-001 スタートアップセット・ベーシック
メーカー名:システムダイアリー
価格:8100円
URL:https://store.system-diary.jp/products/diary_set/
総ページ数:150ページ
厚さ/重さ:18mm / 180g
インデックス:あり
サイズバリエーション:なし
綴じ方:完全フラット
しおり紐:なし

Color Variation

ブラックのほか、ネイビーとワインレッドの全3色をラインナップ。

Series Variation

BS-002 スタートアップセット スタンダード。ビニール製で同機能のもの。

左からブラック、ダークブラウン、ボルドーレッド。

目次

使用リフィルによって組み合わせは自由なので一例を紹介。

003 – 2年分カレンダー
005 – 年間スケジュール(合計2枚)(2)
009 – 週間スケジュール(合計54枚)(3)
117 – メモページ(C24ショートライン)
127 – 住所録 (C22)
137 – メモ( C32 色無地・白)
147 – 透明ポケット
150 – 年齢早見表

BS-001 ベーシックセットに入っているリフィルの種類

  • 年間スケジュール(C1S)
  • 日付入りウィークリー (C4)
  • ショートライン(C24)
  • お試しセット (4)

1. 最初のページにポケットあり

カバーの最初にポケットがあり、メモやシール、領収書、名刺やカードなどを挟んでおける。

2. 上半期、下半期に分かれた年間スケジュール

ジャバラのように折りたたまれている年間スケジュール。開くとスケジュールを一覧できる。

3. 8時~12時の時間入りウィークリー

横軸バーチカルが特徴的。右ページはメモ欄だが時間を書き入れてバーチカルを延ばして使うこともできる。

4. 緑で目に優しいアドレスリフィル

お試しセットのなかには緑地が美しいアドレス張のリフィルが入っている。 ※お試しセットの内容は変わる。

How To Use

実用性を極めたジャバラの年間スケジュール

A. 9時~11時までの横軸バーチカル。数字は一番上にだけついている。

B. バーチカルに目盛りがついているため、繋げて縦に区切りやすい。連続する予定はまとめて一番左に線を引く。

C. 日にちと六曜が書かれたスペース。日曜日と祝日のみ赤字で目立たせてある。

D. 折りたたみ式で片面3ヵ月、表裏で6ヵ月分が入っている。開いて見るとスケジュールの全体像が把握しやすい。


手帳事典 2019

著者プロフィール

荒川 翔太


(あらかわ・しょうた)

関西手帳研究会(てちょけん)会長。株式会社ロンド工房クリエイティブディレクター。革小物ブランドdünn代表。関西発ベンチャーメーカーユニット「K3」事務局長。Podcast「ホジラジ」ナビゲーター。

大阪市出身、関西大学社会学部卒。音楽関連会社、手帳メーカーにて勤務後、2011年より家業の町工場の中でメーカー事業を社内起業。皮革製品や紙製品、手帳などの雑貨、文具の企画、デザイン、営業などをほぼ一人でスタートさせる。

イベントやオフ会活動などを積極的に主催し、ユーザー共創型のものづくりを行っている。

書籍(玄光社):「手帳事典 2018」「手帳事典 2019


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