映像制作の登竜門、初の完全オンライン開催で21万人が視聴!
プロジェクションマッピングと花火のコラボレーションによるフィナーレショー ©東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会
次ー世代の若手クリエイターを対象とした映像制作の登竜門、東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.5が 11月14日に東京ビッグサイトで開催された。
今年は国内外のファイナリスト10チームがエントリー。コロナ禍のため参加者の多くは、4ヵ月の制作期間のあいだずっと、同じチームでも顔を合わせることなく孤独と向き合いながら、リモート作業を中心に作品を完成させたという。
例年以上の厳しい制作環境にも関わらず、集まった作品はいずれ劣らぬ力作揃い。その中から最優秀賞に選出されたのは、学生部門は日本電子専門学校のチーム「FOREST」の作品「共存」、新設されたU-25部門はチーム「Harada:Lab」の作品「Mirror」であった。
イベント自体も、コロナ感染症対策を考慮して、初の無観客オンラインライブ配信となった。モニター越しでも楽しめるように、メインカメラ、ドローン、バーチャルの3つの視点から選択できる「マルチアングル配信」、視聴者が会場にリアルタイムに気持ちを届ける「リアクションスタンプ」、視聴者が審査に参加できる「視聴者投票システム」など、様々な体験型企画が実施された。
イベントの様子は公式サイトの他、YouTube、Twitterでも配信され、過去最高となる、のべ約21万人が視聴したという。