キヤノンマーケティングジャパン フォトグラファーオーディション 第2回「SHINES」入選者決定

(c)夢無子:江川賀奈予(代官山蔦屋書店アートコンシェルジュ)/ 川本 康(コマーシャル・フォト統括編集長) 選

キヤノンマーケティングジャパン主催のフォトグラファーオーディション「SHINES」最終選考会が、12月1日に一般公開の形で開催され、6名の入選者が決定した。

第2回となる今回の応募総数は約350名。18歳から82歳まで幅広い層からの応募があり、平均年齢は38.0歳。書類審査、写真審査を経て、16名が公開プレゼンテーション審査の最終選考へと進んだ。

「SHINES」はいわゆるフォトコンテストではなく、フォトグラファーのオーディションなので、今までに「何をどう撮ったか」だけでなく、これから「何をどう撮るか」についてプレゼンテーションする必要がある。最終選考会でファイナリストたちは、プロジェクターで作品を見せながら、写真に対する熱意や衝動、あくなき好奇心や探究心について、自分自身の言葉で持ち時間いっぱいに語った。

「SHINES」の入選者の選び方は独特で、キュレーターやグラフィックデザイナー、映像プロデューサーなど様々なジャンルで活躍している7名の選考委員が、それぞれ1名ずつ入選者を選出する方式を採っている。

今回は重複選考が1件あったので入選者は6名となったが、入選者は今後1年をかけて自分の写真集を作成し、完成した写真集は2020年末ごろに、代官山 蔦屋書店にて展示と販売が行なわれる予定だ。

第2回「SHINES」入選者

 

(c)王露:濱中敦史( twelvebooks)選
(c)本間真琴:品川一治(映像プロデューサー) 選
(c)草彅 裕:梶川由紀(何必館・京都現代美術館キュレーター)選
(c)矢島公雄:マーク・ピアソン(禪フォトギャラリー) 選
(c)魏子涵:町口 覚(グラフィックデザイナー/パブリッシャー) 選
最終選考会の公開プレゼンテーションの様子

コマーシャル・フォト 2020年2月号

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