2019年9月21日、表参道のスペース Jingにて、PICTURES主催の写真セミナー「大村祐里子の露出セミナー」を開催した。このセミナーは、本サイトで人気の連載「大村祐里子の露出レシピ」のスピンオフ企画のリアルイベント。
講師は、シェフに扮した写真家の大村祐里子氏。セミナーのテーマは、「露出計の使い⽅とポートレートライティング」として、連載第4回目の記事の内容を中心にレクチャー。モノブロックストロボを使用したライティングで、セコニックの露出計を使って、光のバランスを把握するという実ポートレート撮影のプロのテクニックを講義した。参加者には、協賛の株式会社セコニックから、露出計「フラッシュメイト L-308X」が貸し出された。
デジタルカメラがどんなに進化してもプロカメラマンにとって露出計は必須アイテム
今回のライティング機材は、大村氏が普段使用しているという、モノブロックストロボ、broncolor SIROSを使用した。バッテリータイプのSiros 400Lと、ケーブル式電源供給タイプの Siros 800S。
次々に異なるライティングをセットし、露出計で光のバランスを計り、ストロボを調光する。光を繊細にコントロールすることで絵作りする。プロにとって、スタジオでのストロボ撮影には、露出計は欠かせないアイテムだという。
参加者も露出計を使って光を測定、光のバランスを確認
講師がセッティングしたライティングで、参加者もフラッシュメイト L-308Xで露出を計った。
ストロボ1灯のみでまったく印象の異なる写真を作り出すことができる。露出計で光のバランスを把握し、シビアに追い込んでいく。
セミナーの雰囲気を動画でご紹介します
ストロボにカラーフィルターを使って異空間を演出
最後は、ストロボ2灯にカラーフィルターを使用したライティングで異空間を演出した。
プロのライティングに絶対に必要なアイテム、それが単体露出計
「人の顔は、それぞれ造形が異なります。クライアントの求める画を作り出すために、モデルの顔にあった光を作り出します。デジタルカメラで自動露出で撮ることも可能ですが、とても時間がかかります。仕事の撮影は、時間との戦いです。だから露出計を使って、光を正確に測定し、作り込んでいく作業が必要なのです。(大村氏)」
セミナーにご参加できなかった方は、ぜひ当サイトに掲載の連載「大村祐里子の露出レシピ」をご覧ください。
モデル:アオイミヅキ
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メーカーサイト:セコニック フラッシュメイト L-308X
販売サイトはこちら
協賛:セコニック https://www.sekonic.co.jp/
協力:スペース Jing/日本写真芸術専門学校