写真を始めるきっかけのひとつに、「鉄道」を撮りたいという気持ちを持った方も多いのではないでしょうか。鉄道そのものをかっこよく撮りたい人、風景と併せて美しい四季を撮りたい人、旅先で出会う風情ある鉄道を収めたいなど、鉄道写真といってもさまざまなジャンルがあります。
昨今、撮り鉄のマナー問題が取り沙汰されることも少なくありません。本書「絶景・ゆる鉄・バリ鉄 みんなの鉄道撮影地ガイド」では、誰もが安全に、かつ素敵なシーンを撮ることができる撮影スポットを、雄大な風景が撮れる「絶景」、車両をメインに撮影できる「バリ鉄」、著者が得意とする「ゆる鉄」の3つのカテゴリーに分け、日本全国159か所紹介しています。
本記事では「絶景・ゆる鉄・バリ鉄 みんなの鉄道撮影地ガイド」から、全国の各エリアごとの撮影ポイントをピックアップして紹介していきます。
第4回は東北エリアから三陸鉄道リアス線 白井海岸~堀内です。
三陸鉄道リアス線 白井海岸~堀内 海を入れて三鉄を撮れるポイントは貴重
太平洋の絶景が車窓に展開するイメージが強い三陸鉄道ですが、意外にも海と列車をからめて撮影できるポイントは少ないのが実情。そんな三陸鉄道で海と列車を撮影できる最もポピュラーな撮影地が大沢橋りょうです。
並行する国道45号から撮影するほか、オススメなのは撮影地にある「レストハウスうしお」からの撮影。お店の営業時間限定ですが、食事をすれば屋上に入れてもらえます。いい写真を撮りながらお腹も満たされて、もう最高です♡定番の磯ラーメンのほか、季節には生うに丼もいただけますよ。
鉄橋には防風壁があり下回りは見えづらいのは残念ですが、見学のためにほとんどの列車が一時停止するため、じっくりと撮影することができるのも魅力です。
撮影ポイント:Google Map
深浦から国道101号を進み、消防署と役場入口がある交差点手前のカーブの海側が撮影地。歩道脇の草むらを越えると線路が見える。
絶景度:★★★☆☆
アクセス性:★★★★★
撮影のしやすさ:★★★★☆
オススメの時期:通年 午後