マイケル・ケンナ写真展「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna」開催

2024年4月17日(水)〜2024年5月5日(日)代官山ヒルサイドフォーラム

世界屈指の風景写真家として知られるマイケル・ケンナ氏の写真展「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna」が、代官山ヒルサイドフォーラムにて開催される。会期は、2024年4月17日(水)〜2024年5月5日(日)。写真家 マイケル・ケンナ氏は、世界中の風景を写真に収めてきた。中でも、1987年から撮り続けている日本の風景は、彼の最も著名で優れた作品として光彩を放っているといえる。

マイケル・ケンナ氏は、日本についてこう語る。
「初めて日本を訪れたとき、その美しさ、精神的な側面、宗教的な側面、そして人々の好奇心、親しみやすさ、寛大さに心を奪われました。その後、真冬の北海道北部を訪れましたが、それはまるで冷厳な水墨画、漢字が記された真っ白なキャンバスのように見えました。それ以来、私はこの国を愛し続けています。」

本展は、マイケル・ケンナ氏が自らプリントした100点のゼラチン・シルバー・プリントで構成されている。これは、ロサンゼルスのピーター・フェッターマン・ギャラリーが企画した特別な展覧会であり、著名な英国人写真家であるケンナ氏の半世紀にもわたるキャリアと、日本との深い絆を称える。展覧会は、2024年に東京、ロサンゼルス、ロンドンの3都市で開催。主催は日本経済新聞社とフィナンシャル・タイムズ。展覧会カタログは田口英之氏によるデザイン、アート写真で知られるナツラエリ・プレスによる出版、そしてフランスの映像作家リシャール・ボネ氏による、マイケル・ケンナ氏の日本での活動を捉えた映像作品の上映も予定されている。

Red Crown Crane Feeding, Tsurui, Hokkaido ©Michael Kenna
Dancing Trees, Kussharo Lake, Hokkaido ©Michael Kenna
Sadakichi’s Docks, Otaru, Hokkaido ©Michael Kenna
Hyomon, Study 1, Kussharo Lake, Hokkaido ©Michael Kenna

<展覧会概要>

マイケル・ケンナ写真展「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna」

会期:2024年4月17日(水)〜2024年5月5日(日)
開館時間:11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
入場料:無料
会場:代官山ヒルサイドフォーラム
住所 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8
TEL:03-5489-3705
主催:日本経済新聞社/日経フィナンシャルタイムズ
展覧会URL:https://www.peterfetterman.com/japanalovestory/

<マイケル・ケンナ サイン会>

日程:2024年4月20日(土)
時間:15:00〜18:00(最終受付は17:30まで)
※会場で書籍を購入された方のみ参加可能

<プロフィール>

Michael Kenna

1953年英ランカシャー生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・プリンティングを卒業。以後は米西海岸に拠点を置く。白黒の静謐で深い抒情を湛える風景写真で世界的に知られる。写真家として50周年を迎え、彼の写真は世界各地の主要な美術館が収蔵し、つねに世界のどこかで展覧会が開催されている。2022年、フランス政府から、長年の文化的な貢献によりオフィシエ勲章を授与された。1987年の初来日以後、ケンナはほぼ毎年日本を訪れ、北海道、京都、四国など各地を精力的に撮影してきた。2018-19年には日本における初の回顧展45Years Odessey 展を東京都写真美術館で開催した。2023年には50周年記念の展覧会がカーメル写真センターほか世界各地で開催。2024年4月、代官山ヒルサイドフォーラムでマイケル・ケンナ写真展「JAPAM/A Love Story  100 Photographs by Michael Kenna」開催。

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