清水哲朗写真展「轍」

CO-CO PHOTO SALON 2022年6月1日(水)~6月13日(月)

©清水哲朗

CO-CO PHOTO SALON(東京・銀座)にて、清水哲朗写真展「轍」が開催される。
清水氏は、1997年から25年間に渡ってモンゴルの取材を行ってきた。モンゴルでは、共産主義時代から活躍する丸目ライトの自家用車やクラシカルなトラック、動物を使った引っ越しなど、さまざまな手段で乗り物で「移動する人々」を目にしてきたが、この25年でモンゴルも近代化が進んだ。本展では「乗り物」を通じて、モンゴルという土地と歴史、自身の旅を振り返る。会期は、2022年6月1日(水)~6月13日(月)まで。私家版写真集「轍」が、個展会場や清水氏のWebサイトにて販売される予定。

モンゴルを旅して25年

今やゲルの横にはプリウスが止まる時代
旧ソ連製、丸目ライトの車が街を草原を行き来していた時代が懐かしい

乗り物に憧れる少年時代
様々な車、バイク
乗り物としての家畜
一時代を築いた車の終焉
台頭する日本車、ハイブリッド車

これまでの轍から新しい道へ
乗り物を通じて感じるモンゴル旅と民主化30年の歴史

©清水哲朗
©清水哲朗

<写真展情報>

清水哲朗写真展「轍」
会場:CO-CO PHOTO SALON
会期:2022年6月1日(水)~6月13日(月)
時間:11:00〜18:30(日曜定休。最終日17:00まで)
住所:東京都中央区銀座3丁目11-14 ルート銀座ビル 4F
展示作品:40点(カラー)

<書籍情報>

私家版写真集「轍」
サイズ:20.8 × 0.9 ×18.4cm
並製本:カラー 96ページ
価格: 3,300円(税込)
※写真集には車、バイク28種類。鉄道2種類。飛行機2種類。掲載予定

<関連書籍>

うまたび~モンゴルを20年間取材した写真家の記録

<作家プロフィール>

清水哲朗 Tetsuro Shimizu
1975年横浜市生まれ。23歳でフリーランスに。独自の視点で自然風景からスナップ、ドキュメントまで幅広く撮影。ライフワークとしているモンゴルには1997年より50回以上訪問。個展開催多数。主な受賞暦は第1回名取洋之助写真賞、2014日本写真協会賞新人賞、2016さがみはら写真新人奨励賞。写真集『CHANGE』(モンゴル国にて制作・出版)、写真集『New Type』(日本カメラ社)、写真集『おたまじゃくし Genetic Memory』(私家版)、図録『トウキョウカラス』(JCIIフォトサロン)、写真絵本偕成社世界のともだちシリーズ05『モンゴル 草原でくらすバタナー』(偕成社)、フォトエッセー『うまたび-モンゴルを20年間取材した写真家の記録-』(玄光社)
https://tokyokarasu.com

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