Life is Camp winpy-jijiiのキャンプスタイル
第3回

使いにくいものは一工夫して使いやすく。道具の相性を考えながら組み合わせよう

専用の器具や独特のノウハウが必要なキャンプは、かつて敷居の高い趣味の一つでした。しかし近年、動画配信サイトやSNSの発達によってキャンプの楽しさが広く伝えられ、またキャンプを行う際の知識や道具選びの注意点など、必要な情報が簡単に手に入るようになるに至って、キャンプはしっかりと下調べさえすれば、比較的手軽に始められる趣味として人気を集めています。

齡70にしてキャンプ歴50年のwinpy-jijiiさんが手掛けた「Life is Camp winpy-jijiiのキャンプスタイル」では、車中泊や登山キャンプをはじめとしたキャンプのスタイル紹介から、おすすめの道具、自分の使い方に合わせた道具の自作・改造、おいしいキャンプ飯まで幅広く解説。長いキャリアの中で培われた確かな知識が一冊にまとめられています。

本記事ではCHAPTER2「七つ道具」より、「五徳と風防」の選び方について。

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五徳と風防

シチュエーションに合わせて多種多様に

風貌は改良をよくする
風防は今はいろんなタイプがあり、安物でよくあるのが軽くて風でズレたり倒れたりすること。そういうときは100均のクリップで固定したり、針金を重いステンレスのものに入れ替えて、さらに曲げることで足を作ればかなり安定します。よく使うタイプは調理のしやすいもので、一部分が開け閉めできたり、完全に周りを囲んではいないもの。欲を言えば、組み立て式でスタッキングも可能なものがあれば言うことなしです。

五徳はフタの邪魔にならないように
五徳はサイズや形状などピンからキリまでさまざまです。風防と一体型のもあれば、網の形で上にのせるだけのもあります。要は他の道具と目的に合わせて使い分けましょうということです。例えばアルコールストーブ用であれば、コンパクトさを邪魔しない小ささと、フタをすぐに被せることができる可変一体型のタイプ。シングルバーナー用であれば、大型でバーナーごと格納ができて耐荷重性が高く、風防が一体型になっているタイプなど。


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