『かたちのなまえ』『もようのゆらい』出版記念展 (森岡書店 銀座店)

2019年10月8日(火)〜10月13日(日) 森岡書店 銀座店

8月に玄光社より刊行された野瀬奈津子氏と濱 愛子氏、千海博美氏の共著「かたちのなまえ」と「もようのゆらい」。この新刊2冊の発売を記念した展覧会が森岡書店 銀座店にて10月8日(火)〜10月13日(日)まで開催される。

会場では原画と共に「かたち」や「もよう」の茶道具なども展示する。また、10月11日(金)には野瀬氏と陶芸家の郡司庸久氏、郡司慶子氏によるトークイベント(参加費1,500円 / 要予約)、10月13日(日)には野瀬氏と濱氏、千海氏によるギャラリートーク(無料 / 予約不要)が行われる予定だ。

<書籍紹介>

かたちのなまえ

かたちをあらわす、美しいなまえ
まる、さんかく、しかく……こんな風にかたちをあらわす言葉がなかったら、それを説明するのにずいぶんと骨を折ることになるでしょう。野瀬奈津子さんの体験から生まれた新たな気づきに富んだ文章と、想像をかきたてるような静謐で美しい濱愛子さんの絵で、日本美術や工芸品につけられた「かたちのなまえ」をご紹介します。

もようのゆらい

もようには、さまざまなゆらいがある
水玉、しましま、格子……私たちの生活のいたるところで見かける“もよう”にはそれぞれなまえがついていて、その背景には実にさまざまな物語やメッセージが隠されています。この本では野瀬奈津子さんの体験から生まれた新たな気づきに富んだ文章と、はっと目に飛びこんでくるビビッドでモダンな千海博美さんの絵で、そんな「もようのゆらい」をご紹介します。

<作者プロフィール>

野瀬奈津子(のせ なつこ)
編集者・ライター。旅と茶道をテーマにした書籍や雑誌の企画・編集・執筆を手がける。実家の茶道具屋の仕入・企画担当としても修業中。近著に『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』(玄光社)、『持ち帰りたいインド』(誠文堂新光社)がある(いずれも共著)。

濱 愛子(はま あいこ)
イラストレーター・グラフィックデザイナー。桑沢デザイン研究所卒業。紙版画を用いて、情感と力強さのある作品づくりを目指し、本、雑誌、広告に取り組んでいる。TIS公募灘本唯人氏「わたしの一枚」、HBファイルコンペ永井裕明賞、ADC入選ほか。TIS会員。

千海博美(ちかい ひろみ)
イラストレーター。版木へ着色して彫る手法で作品を制作。書籍、広告などの分野で活動中。「アミュプラザ長崎」(JR九州)CM・メインビジュアル、 『宮沢賢治コレクション』(筑摩書房)表紙装画・挿絵、NHKテキスト『まいにち中国語』表紙装画(NHK出版)など。

<開催概要>

『かたちのなまえ』『もようのゆらい』出版記念展

日程:2019年10月8日(火)〜10月13日(日)
時間:13:00〜20:00 ※最終日は〜17:00
会場:森岡書店 銀座店
東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル
https://soken.moriokashoten.com
03-3535-5020

<トークイベント>※要予約
2019年10月11日(金)19:00〜
野瀬奈津子×郡司庸久、郡司慶子(陶芸家)
参加費:1,500円
予約方法:
森岡書店 銀座店(03-3535-5020)まで直接申し込み

<ギャラリートーク>※予約不要
2019年10月13日(日)
・13:30〜 野瀬奈津子×濱愛子(かたちについて)
・15:00〜 野瀬奈津子×千海博美(もようについて)
予約不要、参加費無料。

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