堤信子のつつみ紙コレクション
第5回

国内外の切手コレクション 地域の文化や時節を表現する「切手」の世界

文具・雑貨コレクターとして知られるフリーアナウンサーの堤信子さんによる「堤信子のつつみ紙コレクション」は、「紙を愛でる」「紙を生かす」を切り口に、堤さんが数十年かけて収集した日本各地、世界各国の様々な店舗、ブランドの包み紙を紹介する趣旨の書籍です。包み紙のほかにも、紙袋、切手、ポストカード、古書、コースター、古地図など幅広いカテゴリの紙グッズを収録。包み紙をノートや飾り皿などのアイテムに加工するアイデアも紹介しており、様々な角度から「紙」の魅力を楽しめる内容となっています。

本記事では、チャプター3「LETTER ITEMS」より、著者が集めた国内外の切手コレクションの一部を紹介します。

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堤信子のつつみ紙コレクション

 

切手はジャンルごとに分けて収納。

切手

その土地でしか売られていない切手に出合うため、世界のどこを旅しても必ず立ち寄るのが郵便局や切手市。小さな中にため息が漏れるほど美しい絵や趣向が凝らされていて、世界中でコレクターがいるのも肯けます。

フランスで購入した切手。「LA POSTE」と書かれた袋は、郵便局で切手を買うと入れてくれるグラシン紙の袋
センスが良いイタリアの切手

コンプリート切手

イタリア・ミラノの切手市でたまたま手にしたアルバムは、1962年~1983年のイタリアの切手がコンプリートされたもの。一枚一枚集めた人の姿を思い浮かべながら、その年ならではの切手が鑑賞できます。

FDC

切手の発行日にその切手を封筒に貼り、発行当日の消印を押してもらったものをFDC(First Day Cover)と呼び、これも世界中に熱心なコレクターがいます。消印のデザインも凝ったものが多く、1枚の完成度が高くてうっとりしてしまいます。




1971年〜1972年発行の日本のFDC。二番目と三番目は郵便番号普及のために発行された切手。三番目の昔のキャラクター「ナンバー君」が懐かしい。

 


<玄光社の本>

堤信子のつつみ紙コレクション

著者プロフィール

堤 信子

堤 信子

幼少からの紙好きが高じて、フリーアナウンサー、エッセイスト、
大学の講師という肩書に加え、「紙採集家」としての活動を本格的に
スタート。集めた紙は、包み紙や紙袋、紙箱の他、ホテルのレター
セットやカフェの紙ナプキンやコースター、ヴィンテージペーパーな
ど多岐にわたる。著書に『100人中99人に好かれる ありがとう上
手の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『旅鞄いっぱいの
パリふたたび』(実業之日本社)、『旅鞄いっぱいの京都ふたたび
(実業之日本社)などがある。最近では、紙採集家として出演した
人気TV 番組での紙コレクションの多さと、紙への想像を超えた
愛情が話題となり、紙好きとしての認知度が着実に広がっている。
紙は「使い捨てる」ものから「愛でるもの」へ。紙を大切にして
欲しいという活動は、自身の紙コレクションを通して今後も続く。


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