堤信子のつつみ紙コレクション
第4回

海外店舗の個性が光る紙製包装の魅力

文具・雑貨コレクターとして知られるフリーアナウンサーの堤信子さんによる「堤信子のつつみ紙コレクション」は、「紙を愛でる」「紙を生かす」を切り口に、堤さんが数十年かけて収集した日本各地、世界各国の様々な店舗、ブランドの包み紙を紹介する趣旨の書籍です。包み紙のほかにも、紙袋、切手、ポストカード、古書、コースター、古地図など幅広いカテゴリの紙グッズを収録。包み紙をノートや飾り皿などのアイテムに加工するアイデアも紹介しており、様々な角度から「紙」の魅力を楽しめる内容となっています。

本記事では、チャプター2「PAPER BAGS&PAPER BOXES」より、海外の紙袋と紙箱を抜粋して紹介します。

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堤信子のつつみ紙コレクション

 

マルシェ袋がキュートなのはミラノ。八百屋さんや果物屋さんの袋は、大きさがほぼ一緒で少しずつ絵柄が違うノスタルジックなものばかり。ミラノ在住の親戚が、私のためにいつもキープしておいてくれます。

果物をモチーフとしたものが多いのが特徴。落ち着いた茶系の袋に、カラフルなビタミンカラーがアクセントになっている

お土産袋

お土産屋さんで、絵葉書などの小物を買うと入れてくれる薄い小袋。コレクションとして最も古いものは下段右端の大学時代にパリで絵葉書を買った時の袋で、女の子のデザインがキッチュ。蚤の市で出合った古い小袋もコレクションしています。

よく似たデザインが多いマルシェ袋とは違い、お店ごとにデザインモチーフが変わるのがおもしろい

海外で見つけた紙箱

香水やキャンドル、歯磨き粉などの生活用品から食料品まで、特に欧州の箱のデザインは、中身以上に華やかなものが多いのが嬉しい。特に好きなのは、クリスマスの時期に出回るイタリアのパネトーネ(イタリアの伝統的な菓子パン)入りの大箱です。

ミラノのお菓子屋「パスカル カフェ」のケーキボックス
ミラノのお菓子屋「G.Cova & C.」のプチサイズのパネトーネボックス
紅茶で有名な「フォートナム&メイソン」のケーキボックス

 


<玄光社の本>

堤信子のつつみ紙コレクション

著者プロフィール

堤 信子

堤 信子

幼少からの紙好きが高じて、フリーアナウンサー、エッセイスト、
大学の講師という肩書に加え、「紙採集家」としての活動を本格的に
スタート。集めた紙は、包み紙や紙袋、紙箱の他、ホテルのレター
セットやカフェの紙ナプキンやコースター、ヴィンテージペーパーな
ど多岐にわたる。著書に『100人中99人に好かれる ありがとう上
手の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『旅鞄いっぱいの
パリふたたび』(実業之日本社)、『旅鞄いっぱいの京都ふたたび
(実業之日本社)などがある。最近では、紙採集家として出演した
人気TV 番組での紙コレクションの多さと、紙への想像を超えた
愛情が話題となり、紙好きとしての認知度が着実に広がっている。
紙は「使い捨てる」ものから「愛でるもの」へ。紙を大切にして
欲しいという活動は、自身の紙コレクションを通して今後も続く。

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