文具・雑貨コレクターとして知られるフリーアナウンサーの堤信子さんによる「堤信子のつつみ紙コレクション」は、「紙を愛でる」「紙を生かす」を切り口に、堤さんが数十年かけて収集した日本各地、世界各国の様々な店舗、ブランドの包み紙を紹介する趣旨の書籍です。包み紙のほかにも、紙袋、切手、ポストカード、古書、コースター、古地図など幅広いカテゴリの紙グッズを収録。包み紙をノートや飾り皿などのアイテムに加工するアイデアも紹介しており、様々な角度から「紙」の魅力を楽しめる内容となっています。
本記事では、チャプター2「PAPER BAGS&PAPER BOXES」より、日本国内のショップでもらえる(もらえた)紙袋を抜粋して紹介します。
日本で出合える紙袋
品物を最後にくるむ「紙袋」は、洋服でいうとコートのような存在で人目に触れることが多いもの。日本の紙袋のインパクトは引き算の美学、色使いも比較的シンプルで、余白をうまく生かしたものに心惹かれます。
<玄光社の本>