中藤毅彦写真展「STREET RAMBLER-HAVANA」オリンパスギャラリー

2019年1月28日(月)~2月6日(水) オリンパスギャラリー東京
2019年2月15日(金)~2月21日(木) オリンパスギャラリー大阪

(C)中藤毅彦

写真家・中藤毅彦氏の写真展「STREET RAMBLER-HAVANA」が1月28日より、オリンパスギャラリー(東京・大阪)にて巡回開催されている。ポートレートを中心に、街のディテールやスナップショットと併せて構成したモノクロ作品を約50点展示をする。近年、大きな転換期にあるキューバの「今」を伝える写真展だ。また、各会場にて中藤毅彦氏を迎えたトークイベントも開催する。(参加費無料)

(C)中藤毅彦
(C)中藤毅彦
(C)中藤毅彦

 

(写真展リリースより)
キューバの首都ハバナを訪れるのは約15年振りになる。
アメリカとの国交回復、フィデル・カストロ氏の死去など近年、大きな転換期にあるこの国の「今」を撮りたいと思った。
久しぶりに訪れたハバナの街には多くの観光客が訪れ、活気に溢れていた。
以前の状況と比べるとレストランや商店も増え、行き交うオールドカーの中にピカピカの新車も混ざる様になり、一見して時代の変化を感じることが出来る。
一方で、旧市街やセントロハバナと呼ばれる下町の路地に足を踏み入れれば、変わらぬ素朴なハバナの姿があった。
スペイン統治時代そのままの朽ちかけた古い建物が並ぶ街、壁に描かれた英雄チェ・ゲバラの肖像、そこかしこでサルサやルンバのリズムが鳴り響く。
時代の流れは大きく変わりつつあっても、この国の最大の特色であり美徳である人々の気質は全く変わらない。
僕はそんなハバナ庶民の飾らない姿と味のある古い街並に強く惹かれ、彼等の生活圏の中に飛び込んだ。
今回の写真展では、ポートレートを中心に、街のディテールやスナップショットと併せて構成したモノクロ作品を展示する。
人々にまみれてハバナの街を歩く様な気持ちで見て貰えたら幸いである。(中藤 毅彦)

 

プロフィール:中藤 毅彦(なかふじ たけひこ)

1970年東京生まれ。東京ビジュアルアーツ卒業。ギャラリーニエプス代表。
写真集に『White Noise』『STREET RAMBLER』『Paris』『NIGHTCRAWLER』『Hokkaido』『Winterlicht』『Enter the mirror』がある。
国内外にて個展、グループ展多数。第24回林忠彦賞、第29回東川特別作家賞受賞。東京都写真美術館、清里フォトアートミュージアム、周南市美術博物館にパーマネントコレクション。

<写真展情報>
中藤 毅彦 写真展「STREET RAMBLER-HAVANA」

【東京】
会場:オリンパスギャラリー東京
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル地下1階
https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/
開催期間:2019年1月28日(月)~2月6日(水)
開催時間:11:00~19:00(最終日は15時まで)
休館:木曜日
ギャラリートーク:
2019年2月2日(土)14:00~(参加費 無料)
問い合わせ:オリンパスギャラリー事務局 TEL:03-5909-0191

【大阪】
会場:オリンパスギャラリー大阪
大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル
https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/
開催期間:2019年2月15日(金)~2月21日(木)
開催時間:10:00~18:00(最終日は15時まで)
休館:日曜日・祝日
ギャラリートーク:
2019年2月16日(土)15:00~(参加費 無料)
問い合わせ:オリンパスギャラリー事務局 TEL:03-5909-0191

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