ファンタジー衣装の描き方
第3回

着こなしによって大きく変わるキャラクターイメージ

ファンタジー衣装の描き方」では、ファンタジー世界観を持つ作品のキャラクターがまとう衣装のデザインを行う上での発想法と実例を掲載しています。

現代に実在する洋装と和装をベースに、ファンタジー風のアレンジを施す方向性。キャラクターの年齢や性別ごとに適切な服装を例示し、ディテール描写や髪型、小道具をデザインする際の留意点にも言及しており、作画資料としてだけでなく、発想をつなげて新たな装いを生み出す楽しさも学べる一冊です。

本記事ではChapter2「デザインの準備」より、男女それぞれのキャラクターについて、衣装の着こなしによってファンタジー感を出す方法を紹介します。

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ファンタジーな衣装の着こなし

衣装をデザインする前に知っておきたい着こなし。その違いだけで雰囲気がガラっと変わります。着こなしの違いとファンタジーな衣装にするポイントを確認してみましょう。

女性キャラクター

真面目な印象

規定のシャツにブレザーのボタンを留めてしっかりと着こなすと、優等生、清楚、真面目な印象に。野暮ったいメガネをかけさせるとオタク系にも。

スポーティーで活発

インナーに薄手のスウェット地のパーカーを着こなすとラフでカジュアルなイメージになります。

ギャル風の着こなし

シャツの前ボタンを開けてネックレスを見せたり、カーディガンもワンサイズ上のものを選び、あえてルーズにしています。

ファンタジーデザイン

トップのブレザーやベストに軍隊風に金の縁をプラス。現実の学校ではない要素として袖にフリルをつけるだけでファンタジー感が出ます。

  • セーラーカラーの後ろのひだを長くしてマント風にする。つけ根にタックを入れることで、マントっぽく広がるようにデザインしています。
  • スカートや靴下、ローファーは現実の制服のデザインのままにすることで、制服であることをキープ。

 

男性キャラクター

真面目な印象

ボタンはすべて留めて、メガネをかけさせます。ネクタイもしっかりと襟元で締めて、堅い印象に。

ルーズな着こなし

第2ボタンくらいまでは留めず、ネクタイもゆるくしておきましょう。シャツもタックインはしつつあえて少しだぼつかせています。

ラフな着こなし

シャツのインナーにカラーTシャツを着て、カジュアル感を出します。シャツは出して、だらしなくしています。ネックレスをつけるなどアクセサリーをつけます。

ファンタジーデザイン

生地の縁とボタンを金にした軍隊風のコートを着せてみました。マントにはフリンジをつけています。

 


<玄光社の本>

ファンタジー衣装の描き方


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