「松田圭一郎展〜シリコペ紙版画&トランスファー・ドローイング〜」

2023年10月19日(木)〜10月24日(火)スペースガレリア(千葉市美術館前)

千葉のスペースガレリアにて、版画家の松田圭一郎氏の作品展「松田圭一郎展〜シリコペ紙版画&トランスファー・ドローイング〜」が開催される。会期は、2023年10月19日(木)〜10月24日(火)。

油性インキを塗ったアクリル板の上に紙を伏せ、その上から鉛筆等で描画する「トランスファー・ドローイング」で2000年昭和シェル石油現代美術展準グランプリを受賞した松田圭一郎氏。近年「シリコペ紙版画」という、工作用紙やシリコンなど身近な道具を用いて制作できる独自の技法を追求。展覧会やワークショップ等を通して普及を推進している。技法研究にも余念がなく、最近では「シリコペ紙版画」による写真製版も可能になったという。

本展では昨年から今年にかけて制作されたトランスファー・ドローイング作品のほか、すべて写真製版による「シリコペ紙版画」作品約20点を展示する。写真製版はモノクロイメージをレーザープリンター(トナー式コピー機)で紙に直接コピ ーし、そこにシリコンを塗り8時間置いたあと、拭くなどの作業で製版できる。
本展にあわせて、インストラクターやワークショップ受講者たちによる「シリコペグッズ展」も同時開催する。

(C)松田圭一郎
(C)松田圭一郎
(C)松田圭一郎

<展覧会概要>

「松田圭一郎展〜シリコペ紙版画&トランスファー・ドローイング〜」

会期:2023年10月19日(木)〜10月24日(火)
時間:11:00〜17:00
会場:スペースガレリア(千葉市美術館前)
住所:千葉県千葉市中央区本町2−1−20ダイアパレス千葉美術館201
TEL:043-202-0157

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