作画のための第二次大戦軍服&軍装資料
第3回

銃の持ち方、構え方は正確に描写しよう

第二次大戦をテーマとした作品作りを行うにあたって、当時の人物、特に軍関係者を描く際には、服装や装備のディテールを描くことが欠かせません。

作画のための第二次大戦軍服&軍装資料」(上田信&daito・著)は、第二次世界大戦参加国のうち7カ国の軍服と武装について解説しており、各国の主要な火器や軍服の違いを確認することができます。掲載国はアメリカ、ドイツ、ソ連、日本、イギリス、イタリア、フランス。

リアル寄りでの軍装イラストのほか、デフォルメイラストの作例、作画する際の注意点も併せて掲載しています。本記事では、本書に掲載している7カ国のうち、ドイツ軍将校と歩兵の一部項目について抜粋します。

>この連載の他の記事はこちら
>前回の記事はこちら

作画のための第二次大戦軍服&軍装資料

 

ドイツ軍将校。陸軍の徽章が付いた制帽とM36フィールドジャケットを着用。ズボンは将校用のブリーチズ(乗馬ズボン)。将校の軍服は、一般兵士よりも良い生地が使われている。将校は、個人用火器としてルガーP08やワルサーP38などの拳銃を携行していたが、最前線ではMP38 短機関銃、 MP40 短機関銃などを手にし、部隊の先頭に立って戦うことも珍しくなかった。 デフォルメイラスト:daito
図解・解説:上田信、デフォルメイラスト:daito

 

図解・解説:上田信

作画用にデフォルメしたドイツ軍将校と歩兵

デフォルメイラスト:daito
デフォルメイラスト:daito

 


<玄光社の本>

作画のための第二次大戦軍服&軍装資料

関連記事