鶏卵紙に写真をプリントするワークショップを開催

卵から作った印画紙で写真を現像するワークショップを川崎市にある写真スタジオ「写真道場」にて4月28日に開催する。講師は写真道場を運営するカメラマンの久門易氏。

スーパーでおなじみの食材である鶏卵で作る印画紙「鶏卵紙」を手作りし、持ち込んだデジタルデータから重厚感のあるセピア調のプリントを制作するというもの。また、紙以外にも水性塗料が塗れるものに現像ができるので、木や布など素材感のある作品を作ることが可能だ。

鶏卵紙とは?

鶏卵紙(けいらんし)は、写真のプリント技法のひとつ。アルビューメンプリント(albumen print)とも呼ばれる。19世紀後半に盛んに利用されたが、プリントをする毎に作成し手間が掛かることもあり、保存性の効く乳剤を利用した印画紙が登場すると衰退した。しかしながらセピア色の独特の発色や、個人レベルで行うことができる写真技術という点から、制作が試みられることがある。とくに欧米の写真家を中心に、古典的な写真技法を用いる写真表現「オルタナティブ・プロセス(en:Alternative process)」のひとつとして現在も制作されている。(Wikipediaより抜粋)

講師:久門易(くもん・やすし)

1961年生まれ。会社員生活の途中、芸術写真家に憧れ上京。写真館「写真道場」を運営しつつ、「コマーシャル・フォト」「フォトテクニック」(玄光社)、「CAPA」(学研)、「日本カメラ」(日本カメラ社)などで多数の長期連載をしてきた。その一方で、楽天大学のネットショップ向け撮影講座(2001年〜)、LlXILの工務店向け施工事例撮影講座(2005年〜)、通信教育「たのまな」 の商品撮影講座(2014年〜)など多数の講師経験を持つ。

<開催概要>

OPEN STUDIO 1 「鶏卵紙」ワークショップ

日時:2019年4月28日(日) 13:00~17:00
場所:写真道場(WEBサイト
神奈川県川崎市中原区新丸子東1-825-101
参加費:6,000円(税別)
参加人数:5人
申し込み方法:
ワークショップWEBサイトよりフォームにて受付

●持ってくるもの
プリント用写真データ(jpg) ※モノクロになりますが、カラーで構いません。スマホ写真OK。
プリント用の紙、木、布など数点(水性塗料が塗れるものなら基本的にOK。準備しているので、なくても可。)汚れてもよい服、またはエプロン。

●準備しているもの
薬剤、鶏卵、塩など、必要な材料。
安全光、ゴム手袋、筆、ブラシ、容器、ドライヤ、アイロンなど、必要な機材。
用紙(ケント紙、色紙、和紙)
ネガ用のOHP用紙。
露光装置(悪天候用)


<玄光社の本> 著者:久門易

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