カルチャー発信地「渋谷」に50名以上のアーティスト集結!
2016年、茅場町共同ビルにおける日本初となる写真と映像のアートフェア「ART PHOTO TOKYO – Edition Zero – 」の開催から2年。渋谷桜丘町で「ARIGATO SAKURAGAOKA Produced by ART PHOTO TOKYO」が、11月16日から12月2日まで開催された。
会場となったのは、2020年に向けての渋谷再開発に伴い、2018年末をもって取り壊される桜丘町のヤマハエレクトーンシティー渋谷跡地のビル一棟。
このビルを会場にした理由をディレクターの吉井仁実氏は、「これまで桜丘を見守ってきたそのビルは特別な存在感を放っていました。 ここで何かをしたい。そして、うつりゆく街のつぎに繋がる炎を灯したい」とその思いを語る。
渋谷が舞台ということで、写真家の選考もポップカルチャーを意識。アート&サイエンス、音楽や建築、デザインなども加えた幅広いアーティスト50名以上が参加した。
地上5階建てのビルのフロアすべてを使って展示。開催期間中には、各フロアでクラブイベントやDJ、トークイベントなどが開催。またレスリー・キー撮影による「愛・樹木希林写真展」も東京で初展示された。