夜の闇に浮かびあがる、異世界感がSNS映えする巨大工場写真。今また人気が高まっています。工場写真の魅力は、圧倒的なスケール感、そして一般の建築物にはない複雑な造りが生み出す構造美。特にさまざまな光で明るく照らし出された夜景は、昼とはまた別の美しさがあります。書籍「行って眺めて撮る! 巨大工場探訪ガイド」では、日本各地の工場を取材している写真家・小林哲朗氏がフォトジェニックな工場スポットをピックアップ、それぞれの見どころや、そこでどんな写真が撮れるかを詳しく紹介します。また工場撮影の準備や心得、撮影のコツ、さらには撮った写真を美しく仕上げるための画像編集術も解説した一冊となっています。
本記事では「行って眺めて撮る! 巨大工場探訪ガイド」から、全国各地の巨大工場撮影スポットをピックアップして紹介していきます。第5回は神奈川県・横浜市です。
【安全のために注意したいこと】
立ち入り禁止区域にはぜったいに入らない!
【ENEOS根岸製油所】
幕末に開港された横浜港を擁する港湾都市・横浜
神奈川県東部に位置する横浜市は1859年に外国貿易のために日本で最初に開かれた港のひとつで、日本有数の港湾都市です。観光地としても大変人気で中華街や山下公園などがある関内地区、山手地区、みなとみらい地区などが有名です。
撮影スポット①
Googleマップ(撮影スポットすべて共通)
横浜の根岸湾にあるスポットから石油精製の工場が見られます。撮影スポットから工場までが1kmほどあるので、望遠レンズが必要です。焦点距離が長いほどさまざまなパターンを切り抜けますがブレが発生しやすく、海辺で風が強いことも多いためISO感度を上げる、風よけに傘を使うなどして対応しましょう。
撮影スポット②
撮影スポット③
撮影スポット④