自然光だけで美しい ポートレートのつくり方
第9回

人工物の質感と反射光を活用した「窓辺」のポートレート

撮影時のコンディションとして最も基本的で重要な要素は「光」です。撮影者は光が足りなければ照明を用意し、明るすぎればフィルターなどで露出を調整します。光の当て方一つとってもノウハウがあり、撮影者にとって光の使い方、付き合い方は永遠のテーマといえるでしょう。

自然光だけで美しい ポートレートのつくり方」では、私たちの最も身近にある自然光だけを使ったポートレート撮影をテーマとして、基本的な考え方やノウハウを作例とともに解説しています。

本記事ではChapter4「おすすめのポーズ&シチュエーションの見本帳」より、「窓辺」シチュエーションの作例を紹介します。

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自然光だけで美しい ポートレートのつくり方

おすすめシチュエーション「窓辺」

窓辺には太陽の光が差し込み、うまく活かせば美しい写真を撮れる。ポートレートに応用するアイデアを見てみよう。

大きな窓

両側がガラスになっている渡り廊下で撮った。壁も服も白いところに、ガラスを透過した美しい光が差し込んでいる。

35mm フルサイズカメラ 50mm F3.2 1/800 秒 ISO80 2月中旬 13:58

逆光が差し込む窓辺にしゃがんでもらうことで、床に反射する光をレフ板代わりに利用。顔を適度な明るさで照らすことができた。

35mm フルサイズカメラ 35mm F1.8 1/320 秒 ISO50 12月下旬 14:01

建物全体が白っぽい空間になっているので、窓から入る光が回り込み、逆光となるポジションからでも、フラットに描くことができた。

35mm フルサイズカメラ 55mm F1.8 1/500 秒 ISO80 3月中旬 15:53

室内の窓

窓にもたれかかるようにしてもらい、窓から入る柔らかな光を利用した。これによりモデルの体や服に自然な陰影をつくっている。

35mm フルサイズカメラ 135mm F2.0 1/125 秒 ISO50 7月上旬 14:16

窓の外からガラス越しに撮影。屋外の景色が窓に反射して映り込み、写真に彩りを与えている。

35mm フルサイズカメラ 40mm F2.5 1/320 秒 ISO200 9月下旬 12:34

自然光だけで美しい ポートレートのつくり方

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