時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展

2022年6月25日(土)〜7月24日(日)美術館「えき」KYOTO

©Mark Higashino

美術館「えき」KYOTOにて「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展」が開催される。会期は、2022年6月25日(土)〜7月24日(日)。

1972年ロンドンで、写真家・鋤田正義はロック・アーティスト、デヴィッド・ボウイと出会い、写真を通しての二人の関係は、ボウイがこの世を去った2016年まで40数年間に及びました。1980年3月29日、写真家・鋤田正義は世界的ミュージシャンであるデヴィッド・ボウイと京都に滞在。本展は、その時に撮影されたプライベートショットと、鋤田が2019年から3回にわたりボウイとの足跡をたどりながら京都を撮影した作品のコラボレーションで構成されている。本展は、2021年4月3日に開幕したものの新型コロナウイルス感染拡大により、会期途中で閉幕となり、その後寄せられたアンコールの声、そして今年がデヴィッド・ボウイ生誕75年、名盤「ジギー・スターダスト」誕生50年の年でもあることから、「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展」として、再び開催することとなった。

ⓒSukita
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<写真展情報>

時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展
会期:2022年6月25日(土)〜7月24日(日)会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
開館時間:10:00〜19:30(入館締切:閉館30分前)
入館料(税込):一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、小・中学生500円(300円)
※()内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より200円割引。

[前売り券]
販売期間:2022年4月2日(金)〜6月24日(金)
販売場所=当館チケット窓口(休館日除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-965)、ローソンチケット(Lコード52378)。

主催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
後援:FMCOCOLO/FM802
プロデュース:立川直樹
会場デザイン:岸健太
協力:東京リスマチック株式会社、吉本興業ホールディングス株式会社
企画協力:鋤田事務所、立川事務所

※最新情報は、ホームページTwitter、LINEでご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、掲載内容に変更が生じる場合がございます。また、当館における新型コロナウイルス感染症に関する取り組みとお客さまへのお願いを、ホームページに掲載しております。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館の際、マスク着用・検温・消毒をお願いしております。

<プロフィール>

デヴィッド・ボウイ David Bowie (1947-2016)
英国ロンドン生まれ。ロックをひとつの芸術様式へと高め、ロック史に与えた影響の計り知れなさで高く評価されているアーティスト。 1972 年、T−REX を撮影しにロンドンに来ていた鋤田正義と出会う。翌 1973年に、鋤田はボウイのワールド・ツアーに同行。 1977 年に発売されたアルバム『ヒーローズ』のジャケット写真は鋤田の写真であり、『Speed of Life』という写真集なども発売されている。映画『地球に落ちて来た男』『戦場のメリークリスマス』等、俳優としても活躍。また、大の親日家で京都には何度も訪れている。

鋤田正義 すきたまさよし(1938−)
福岡県生まれ。写真家・棚橋紫水氏に師事。広告代理店を経て1965年に上京、主にメンズ・ファッションの仕事をする。 1960年代にAPA 、ADCなど受賞。1969年のウッドストックのコンサート以来、サブ・カルチャーに興味を持つようになり、ニューヨークやロンドンへ撮影に出かける。1971年、寺山修司監督映画『書を捨てよ町へ出よう』の撮影監督を務める。1972年、T.REXを撮影しにロンドンへ行った際に、デヴィッド・ボウイと知り合い、翌1973年には、ボウイのワールド・ツアーに同行して撮影をする。デヴィッド・ボウイ『ヒーローズ』、サディスティック・ミカ・バンド『黒船』、YMO『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァ―』、忌野清志郎『 M emphis 』のアルバムのジャケット等の撮影。 1980 年には来日したボウイを東京・京都で撮影する。ジム・ジャームッシュ監督映画『ミステリー・トレイン』、是枝裕和監督映画『ワンダフルライフ』のスチル写真など、広告・音楽・映画などの仕事で今日に至る。2012年、40年間撮り続けてきたデヴィッド・ボウイの写真をまとめた写真集『Speed of Life』を英国ジェネシス出版より発売。2012年、東京都写真美術館、2013年より英国ヴィクトリアアルバート博物館主催展覧会「David Bowie Is」に参加。2017年、イタリアでイギー・ポップを撮影。スイス、ドイツ、ハンブルグ、イタリア、イギリスで写真展開催。2018年、ドキュメンタリー映画「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」が公開。出身地の福岡県直方市(のおがた市)、東京、イタリア、オランダ等の美術館で写真展が開催される。2021年4月、美術館「えき」 KYOTOにて「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA 鋤田正義写真展」開催。写真集『BOWIE×KYOTO×SUKITA』『SUKITA ETERNITY』を 発刊。

<関連書籍>

SUKITA ETERNITY

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