Instagram あたらしい商品写真のレシピ
第7回

被写体の魅力を伝える3つのポイント

自分の作品や自社の商品を紹介する手段のひとつとしてSNSを使う手法は定着して久しく、さりとてこれを自分でやってみると、意外と思ったようにはいかないものです。写真をはじめとしたビジュアルの組み合わせによって作品やブランドの持つ世界観を表現する基本は今も昔も変わりませんが、そのノウハウは日々進化しています。

Instagram あたらしい商品写真のレシピ」では、Instagramの特性と他SNSとの比較や、カタログとして機能させるための具体例、掲載写真の作例まで、一般ユーザーから一歩踏み込んだ、作り手による情報発信の視点で役立つ実用的なノウハウを幅広く紹介しています。執筆を担当しているのは、インスタグラムをはじめ活躍の場を広げているフォトグラファー/インスタグラマーの綾さん、古性のちさん、6151さん、新田知沙さん、中野晴代さん。

本記事ではStep4「被写体×世界観に合った撮り方を覚える」より、写真で被写体の魅力を伝えるにあたって留意すべき3つのポイントをお伝えします。

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撮影前に確認するべき3つのポイント

写真を撮る前に、被写体をよく観察し、どのような写真を撮りたいのか、じっくり頭の中で整理しておくと、スムーズに撮影を進めることができます。まずは、Check1~3のポイントをおさえてから、撮影をはじめる習慣をつけるように意識してみましょう。

Check1:被写体の“推し”ポイントを見つける

被写体をいろいろな角度からよく観察してみてください。どんなところが一番魅力的に見えるでしょうか。例えば、イチゴのショートケーキであれば、真っ赤なイチゴやとろりとした生クリームかもしれません。Tシャツなら胸のワンポイント刺繍や生地の質感かもしれません。写真を見る人に注目してほしいところ、つまり自分にとっての‶推し”になるポイントを見つけてみてください。

Check2:魅力が伝わる構図やアングルを考える

“推し”ポイントの魅力を伝えるためには、どのような構図やアングルが効果的か考えてみましょう。一つのポイントに寄って撮るのか、全体を引いて撮るのか……。切り撮り方の工夫次第で、複数の情報を見せたり、逆に伝えたい情報をコンパクトにまとめたりすることができるのです。

Check3:写真を見た人にどんな気持ちになってほしいのかを考える

同じ被写体に、同じ切り取り方で写真を撮っても、光や色味の調整など、表現方法の違いでさまざまな印象を与えることができます。イチゴのショートケーキなら「美味しそう」と思ってほしいのか、「かわいい」と思ってほしいのか。まずは写真を見る人にどんな気持ちになってほしいのかを考えてみてください。そして、ぴったりの表現方法を探してみましょう。


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