オールドレンズの伝道師と呼ばれる、写真家でライターの澤村徹氏による初のフォト・エッセイ集「オールドレンズはバベルの塔」がホビージャパンより発売となった。
オールドレンズの本を執筆して十余年、「オールドレンズに身も心も、収入も捧げてきた」と自ら語る澤村氏。オールドレンズとの出会いからオールドレンズ本の著者になるまでを、愛用するオールドレンズと機材、豊富な作例写真ともにマニアックに綴られている。
本書を読むと、オールドレンズに興味を持つだけでなく、パソコン誌のライターから写真家、オールドレンズ・ライフシリーズ(玄光社刊)の監修、著者になるまでの澤村徹氏の人生が垣間見える。掲載されている作品には家族写真などのプライベートフォトもあり、写真への愛が溢れている。
【著者・澤村徹氏のコメント】
これまでオールドレンズの解説本を多数手掛けてきましたが、今回は澤村初のオールドレンズ・フォトエッセイ集になります。読み物主体のオールドレンズ本は珍しいのではないかと思います。
本書内ではいろいろなオールドレンズを紹介していますが、バックグラウンドテーマとして、澤村がオールドレンズと出会い、オールドレンズ本を書き始めるまでの時間軸、わかりやすくいうと“オールドレンズの澤村徹ができるまで”を一冊にまとめました。
「オールドレンズはバベルの塔」より抜粋
<書籍情報>
価格:2,500円+税
発売:2021年1月29日
発行:株式会社ホビージャパン
<著者プロフィール>
澤村徹(さわむら・てつ)
1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。オールドレンズ撮影、デジカメドレスアップなど、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する傍ら、デジタル赤外線写真による作品を発表する。玄光社「オールドレンズ・ライフ」「オールドレンズ・ベストセレクション」、日本カメラ社「ザ・レンズマニアックス」等、オールドレンズ関連書を多数執筆。新刊に「ソニーα7シリーズではじめるオールドレンズライフ」(玄光社)がある。
<玄光社の新刊>