千代田路子写真展「私は彼女と長い夢をみる」

2020年11月16日(月)~20日(金) ストライプハウスギャラリー

写真家・千代田路子氏の写真展「私は彼女と長い夢をみる」が東京都港区六本木にあるストライプハウスギャラリーで開催される。会期は、2020年11月16日(月)~20日(金)で会期中は無休。25点前後の展示作品とともにオリジナルプリントのハンドメイドブックも展示される。

私は、2016年、布で花を造るアーティストの作品集制作の撮影を担当しました。
彼女は、広島在住の友人でクリスチャン。2018年に出版されたその作品集のテーマは「祈りを捧げる」というものでした。「祈りとは対話。そして作品は祈りそのもの」と彼女は語り、私は彼女の揺るぎない言葉に感動を覚えました。
当時、制作を続けながらも闘病していた彼女は、いつも悠々として静かで、彼女の中心に「祈り」があると感じたからかもしれません。
私はその感動の手がかりを得たいと思い、彼女とゆかりのあるイエズス会長束修道院(広島市)に通いました。
この作品は、その修道院で撮影したものを中心にまとめています。
それは、多くの時間を分かち合った彼女への追悼であり、また、彼女とのこれからも続く物語でもあります。(千代田路子)

<写真展情報>

千代田路子写真展「私は彼女と長い夢をみる」

会期:2020年11月16日(月)~20日(金)
16日:13:00-19:00
17日〜20日:11:00-19:00
会場:ストライプハウスギャラリー
住所:〒106-0032 東京都港区六本木5-10-33-3F
Tel:03-3405-8108
Fax:03-3403-6354

「私は彼女と長い夢をみる」より©千代田路子

<プロフィール>

千代田路子(ちよだ・みちこ)
写真が好きだった父の影響で写真を始める。大学ではグラフィックデザインを専攻、同時に写真を学ぶ。卒業後は広告代理店にデザイナーとして就職するが、光学メーカーの広報宣伝部門への転職を機に本格的に写真による作品作りを始める。
個人的な体験からテーマを見出し、物語性を重視した作品作りを目指している。合わせて心に残る美しい作品を追求するためにプリント作りにも力を入れ、繊細な写真表現を希求している。
国内外での個展の開催、グループ展への参加などの活動に加え、雑誌やウェブマガジンへの作品掲載、コンテストでの受賞、美術館や写真財団での作品収蔵の実績がある。

<関連URL>

https://michikochiyoda.com
https://samurai-foto.jp/member/chiyoda/chiyoda.html

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