竹沢うるま写真展「Remastering」

2020年11月22日(日)〜12月5日(土) AL 1F main space

東京都渋谷区にあるギャラリー AL の1Fメインスペースにて、竹沢うるま写真展「Remastering」が開催される。本展では、世界の「日常」をテーマにした写真、約50点が展示される。会期は、2020年11月22日(日)〜12月5日(土)までで入場は無料。なお、会場では、同タイトルの写真集「Remastering」も販売される予定。

二〇二〇年春。私たちの日常は大きく変わりました。
それまで当たり前だと思っていたことが次々と失われていき、世界は驚くほどのスピードで変化していきました。そのなかで一番大きな変化は、非日常が日常となり、日常が非日常になったことだと思います。
日常とはそこに存在しながらも目に見えず、失って初めて知ることのできるもの。それは曖昧模糊としていて、夢のようなものなのかもしれません。
展示写真は、現実でありながらもどこか淡い夢のような風合いの写真で構成。私たちの「日常」は一体どこにあるのか、そして、そもそも「日常」とは何なのか。それを問いかける内容となっています。

“Mastering”とは 様々な素材を集めて構成し、原盤“Master”を作ることを言います。“Remastering”とは、失われた日常を集めて本のなかに世界を再構築する。そういう意味が込められています。(竹沢うるま)

©竹沢うるま
©竹沢うるま
©竹沢うるま
©竹沢うるま
©竹沢うるま
©竹沢うるま
©竹沢うるま
©竹沢うるま

【写真展情報】

竹沢うるま写真展「Remastering」

会期:2020年11月22日(日)〜12月5日(土)会期中無休
開廊時間:12:00〜19:00
入場料:無料
会場:AL 1F main space
住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17-1F
TEL:03-5722-9799

【写真集発売情報】

竹沢うるま写真集「Remastering」(写真編集研究所) 定価:3,600円+税

【プロフィール】

竹沢 うるま(タケザワ ウルマ)
1977年生まれ。写真家
同志社大学法学部法律学科卒業。在学中、アメリカ一年滞在し、独学で写真を学ぶ。帰国後、ダイビング雑誌のスタッフフォトグラファーとして水中撮影を専門とし、2004年独立。写真家としての活動を本格的に開始。これまで訪れた国と地域は150を越す。
2010年~2012年にかけて、1021日103カ国を巡る旅を敢行し、写真集「Walkabout」と対になる旅行記「The Songlines」を発表。2014年には第3回日経ナショナル ジオグラフィック写真賞グランプリ受賞。2015年に開催されたニューヨークでの個展は多くのメディアに取り上げられ現地で評価されるなど、国内外で写真集や写真展を通じて作品発表をしている。
*うるまは沖縄の方言で珊瑚の島という意味

主な著書
「Tio’s Island」(写真:竹沢うるま 物語:池澤夏樹) 小学館 2010
「Walkabout」 小学館 2013
「The Songlines」 小学館 2015
「今」 (写真:竹沢うるま 詩:谷川俊太郎) 小学館 2015
「Buena Vista」創芸社 2015
「Kor La」小学館 2016
「旅情熱帯夜」実業之日本社 2016
「ルンタ」小学館 2020

【竹沢うるま共著】

感動を呼ぶ!「絶景」撮影マニュアル

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