「VR・ARの三次元 写真展」~広告写真家が表現する未来~

2019年3月15日~3月20日 オリンパスギャラリー東京

バーチャル空間に構築された仮想ギャラリー 

デジタルテクノロジーで写真展の新たな可能性を開く

2019年3月15日から3月20日の間、オリンパスギャラリー東京にて写真展「VR・ARの三次元 写真展 ~広告写真家が表現する未来~」が開催される。

展示を行なうのは、APA正会員のプロフォトグラファー集団「PhotoMovers」。写真表現の新しい姿を提案し、写真界を動かしていく発信者でありたい。そんな思いをチーム名に込めている。「PhotoMovers」は写真表現に、日々進化するデジタルテクノロジーを取り入れることで、新たな表現フォーマットを創造することを目的としている。そんな彼らが今回チャレンジするのは、バーチャルリアリティによる仮想ギャラリーでの作品展示と、拡張現実による作品創出。二次元である写真表現にデジタル空間をプラスして三次元での表現を試みた。

バーチャル空間内に写真展会場を構築したVRゾーンでは、専用ヘッドセットとコントローラーで仮想ギャラリーを体験できる。ARゾーンでは、壁に飾られた写真にARアプリをダウンロードしたスマホをかざすことで、文字やキャッチコピーが浮き出て広告写真として完成した作品を楽しめる。

Web上で多くの作品が閲覧できるようになった近年、写真展にこういった体験を盛り込めば、会場に足を運ぶメリットのひとつになり得るだろう。

壁にスマホをかざすとARアプリ上で作品が拡張される。※現在作品制作中のため、画像内の作品は全て仮となっています。

「PhotoMovers」メンバーは今道しげみ、小口隆志、JUNN / 太田淳一、杉野正和、スマイル りの、橘( 相馬) 毅、堤 一夫、西川隼矢、能登 直、HASEO、平塚篤史、平野タカシ、Hiro OTSUKA、ホシノ ヒデキ、MITCH IKEDA、望月 研、以上16名。

ARアプリ「 オルタレイ」(Android/iOS)を立ち上げたスマートフォンを展示作品にかざすと文字やキャッチコピーが浮き出て、画面上で広告写真を鑑賞できる

「VR・ARの三次元 写真展」~広告写真家が表現する未来~
会場:オリンパスギャラリー東京
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F
https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/contents/i/10
会期:2019年3月15日(金)~3月20日(水) 木曜休館
会場時間:11時~19時
入場料:無料


コマーシャル・フォト 2019年3月号

関連記事