2018年7月13日~8月4日 エモン・フォトギャラリー
エモンアワードは、写真・映像の新たな支流を創りだそうとするアーティストにフォーカスする公募展。第7回を迎えた募集では、個性的な作品が多数寄せられ、今年2月には写真評論家の飯沢耕太郎氏を始め、各界から多様な審査員を招き、ファイナリスト7名による公開プレゼンテーションと審査が行なわれた。第8回の募集期間は7月2日~12月3日。
第7回グランプリは、誕生したばかりの自分の子どもを被写体に命の逞しさを探求した内倉真一郎の作品が受賞。「教えてもいないのに乳を欲しがることも、体を動かす動作や泣き声すらも、命のもっとも原始的な行為のように思います。その生きようとする力強さ、神秘性を僕はうつくしいと感じて作品にしようと思いました」と語る。
この受賞作品展では未発表作品が多数追加され、より深化した作品となって登場する。レイヤーを重ねるように、空間を立体的に使った展示構成も必見。
<写真展情報>
第7回エモンアワード・グランプリ受賞作品展 内倉真一郎「十一月の星」
会場 :エモン・フォトギャラリー
https://www.emoninc.com/
会期:2018年7月13日(金)~8月4日(土)
住所:東京都港区南麻布5-11-12 togoBldg. B1
開館時間:月~金11時~19時、土11時~18時
休館日:日曜、祝日
入場料:無料