脚本家と映像製作者のマッチングプロジェクト「Green-Light」誕生

green-light.tokyo

日本初、会員制の映画製作マッチングサイト「Green-light」が誕生。脚本と映像製作者をマッチングさせるというプロジェクトだ。

脚本家が、まだ映像化されていない脚本を投稿し、プロデューサーや映画監督などの製作者がそれらの脚本を閲覧。気になる脚本家に対して、製作者側から自由にコンタクトを取ることができるというシステムになっている。

「Green-light」の立ち上げについて主催の和田有啓は「きっかけは、アメリカ・ロサンゼルスへ 遊学している時に、『The Black List』というサービスの存在を知ったことです。このサービスは2005年に誕生し、ここから『JUNO/ジュノ』、『スラムドッグ$ミリオネア』、『英国王のスピーチ』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』など、これまでに400本以上の脚本が映画化されています。帰国後、日本でも同様のサービスがあればと、『Green-light』を立ち上げました」と語る。

「Green-Light」に脚本を掲載する場合、会費は月額1,980円(税込)から(スタンダードプラン)。脚本閲覧者は無料でサービスを利用することができる。4月8日にスタートしたばかりだが、4月下旬時点で脚本を閲覧する製作者の会員数は100名を超え、脚本家の会員数は数十名規模となっている。今後はさらに、脚本掲載側の会員増に向け、サービスの充実を図っていくという。

Webサイト上では、各脚本に対する評価システムも設けている。アメリカの「The Black List」同様、1年毎にその評価を集計してランキングすることも想定しているそうだ。


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