心理学をゲームデザインに応用した実用書「ゲーマーズブレイン UXと神経科学におけるゲームデザインの原則」

成功するゲームを作るには?

UX(User Experience)とは「ユーザー体験」のこと。プレイした時に感じる「楽しさ・心地よさ・使いやすさ」といった心理的満足感を表す用語だ。

ゲームUXで大切なのは、ゲーマーの脳を考慮することだと、心理学博士である著者のセリア・ホデント氏は解説する。魅力的なゲームの成功要因を特定し、より効率的に成功への糸口を発見できるようになることを目的とし、人の脳の機能と限界を理解し、ゲームはどう知覚されるか、どんな情動や動機を引き起こすか、プレイヤーはどのように操作するかを先読みする仕組みをわかりやすく説明した実用書となっている。

著者:セリア・ホデント
エンターテインメント業界で10年以上の経験を持つ心理学博士。ユーザー体験と心理学をゲームデザインに応用し、ゲーム制作会社でUX戦略を構築した第一人者として知られている。Ubisoft、LucasArts、Epic Gamesの各社でさまざまなプラットフォームのゲームプロジェクトを手掛け、「Tom Clancy’s Rainbow Six」シリーズ、「Star Wars: 1313」「Paragon」「フォートナイト」「Spyjinx」などの作品を生み出してきた。

<リリースより>

成功するゲームを作るのは、簡単ではありません。
発売直後は売れ行きが好調だったゲームでも、ユーザー体験(UX)に問題があれば、やがてそっぽを向かれてしまいます。

主な特徴:
・ 脳の仕組みの概要をわかりやすく説明します。
・ 市販のゲームの例をいくつも挙げながら、優れたUXフレームワークを提供します。
・ デザイン思考、ユーザー調査、アナリティクス、UX戦略について説明します。
・ プロのゲーム開発者から学生まで、すべての人の即戦力となる実用書として、昨今のゲームにおけるUXの概要を余すことなく紹介します。

 

ゲーマーズブレイン UXと神経科学におけるゲームデザインの原則

著者:セリア・ホデント
発行:株式会社ボーンデジタル
定価:本体4,500円 + 税

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