マンガとミュシャの関係を紐解く「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」(札幌)

アール・ヌーヴォーを代表するチェコ出身の芸術家 アルフォンス・ミュシャの作品展「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」が1月25日(土)〜4月12日(日)まで札幌芸術の森美術館にて開催される。東京・京都を経た全国巡回展の札幌会場となる。

ミュシャの「線の魔術」ともいえる繊細で華やかな作品は人々を魅了し、ミュシャ様式と呼ばれるそのスタイルは、後世のアーティストに影響を与えてきた。

ミュシャ財団監修による本展は、幼少期の貴重な作品、自身の蔵書や工芸品、20代に手掛けたデザインやイラスト、そしてミュシャの名前を一躍有名にしたポスターなどを通じて、ミュシャの原点と作品の魅力に迫る。

さらに、作品から影響を受けた明治の文芸誌の挿絵から、1960-70年代のイギリス・アメリカを席巻したグラフィック・アート作品、現代の日本のマンガ家やアーティストの作品まで、およそ250点でミュシャ様式の流れをたどる構成となっている。

アルフォンス・ミュシャ《モナコ・モンテカルロ》1897年、カラーリトグラフ、ミュシャ財団蔵 (C)MuchaTrust 2019 
アルフォンス・ミュシャ《ヒヤシンス姫》1911年、カラーリトグラフ、ミュシャ財団蔵 (C)Mucha Trust 2019

<展覧会概要>

みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術
https://www.stv.jp/event/mucha/index.html

会期:
2020年1月25日(土)〜4月12日(日)
※休館日 / 毎週月曜、2月24日(月・振休)は開館、2月25日(火)は休館

開館時間:
9:45〜17:00(入館は16:30まで)

会場:
札幌芸術の森美術館
札幌市南区芸術の森2丁目75番地
TEL 011-591-0090
https://artpark.or.jp/

入場料(税込):
一般 1,500円、高校・大学生 800円、小・中学生 600円

・小学生未満無料
・20名以上の団体は200円引き
・65歳以上は当日料金 1,300円(団体 1,040円)。※当日窓口にて年齢が証明できるものを提示
・障がい者手帳をお持ちの方は、本人および付き添いの方1名が無料 ※当日窓口で提示

音声ガイド貸出料金:600円(税込) ナビゲーター 千葉雄大
図録(カタログ)価格:2,640円(税込)

前売券(税込)1月24日までの販売:
一般 1,300円、高校・大学生 600円、小・中学生 400円

前売券販売場所:
・ローソンチケット(Lコード:12739)
・チケットぴあ(Pコード:769-922)
・セブンチケット
・道新プレイガイド
・札幌市民交流プラザチケットセンター
・教文プレイガイド
・札幌芸術の森美術館

「ローソンチケット限定」音声ガイド付きチケット
一般 1,800円、高校・大学生 1,100円、小・中学生 900円(税込)

「チケットぴあ限定」図録(カタログ)付きチケット
3,700円(税込)一般チケットのみ

「セブンチケット限定」ドリンクボトル付きチケット(200個限定・なくなり次第終了)
3,100円(税込)一般チケットのみ
※会場でのボトル販売なし

<イベント>

ミュシャ展関連ワークショップ『アート・オブ・クラフト』
https://artpark.or.jp/tenrankai-event/yukiakari_2020/

札幌芸術の森「雪あかりの祭典」当日に、北海道貴金属工芸組合に所属している作家が「みんなのミュシャ」展にちなんだ特別ワークショップを開催。

日時:2020年1月25日(土)10:00~16:00(随時受付)
場所:札幌芸術の森 陶工房ワークショップルーム

学芸員によるギャラリーツアー

担当学芸員が、展示室をめぐりながら、作品について解説をします。

日時:2020年1月31日(金)、2月20日(木)、3月25日(水)
各回午後2時より(40分程度)
場所:札幌芸術の森美術館展示室入口付近集合
※無料(ただし、当日有効の観覧券が必要)、予約不要

 

主催:札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、STV札幌テレビ放送、ミュシャ財団
後援:チェコ共和国大使館、チェコセンター、チェコ政府観光局、北海道、札幌市、札幌市教育委員会、STVラジオ
協賛:大成建設、光村印刷、損保ジャパン日本興亜
協力:日本航空、日本通運
企画協力:NTVヨーロッパ

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