ミヤタチカのお絵描き動物園
ゆるく楽しい描き方レッスン 第14回

イラストレーター・ミヤタチカさんによる動物園スケッチ 愛嬌たっぷりのニホンザルを描いてみよう!

『ミヤタチカのお絵描き動物園-ゆるく楽しい描き方レッスン』は、ゆるくて味わい深い絵が人気のイラストレーター・ミヤタチカさんによる動物園スケッチを元に、かき順やポイントを考えて、動物をかくコツをまとめた一冊です。

 

今回は、愛嬌たっぷりのニホンザルを描いてみましょう。

ミヤタチカ-第14回-01

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ミヤタチカのお絵描き動物園

 

ニホンザル

サル目(霊長目)オナガザル科
<特徴>
世界で最北に住むサル。
顔とおしりの裸出した部分は、秋から冬にかけて赤みを増す。
20~100頭の群れで暮らす。

ではいつものように、描く前にニホンザルを観察してみましょう。

ミヤタチカ-第14回-02

ミヤタチカ-第14回-03

ミヤタチカ-第14回-04

ミヤタチカ-第14回-05

Let’s draw a JAPANESE MONKE!

では実際に、ニホンザルを描いてみよう!

 

 

ミヤタチカ第14回-draw-01 ミヤタチカ第14回-draw-02 ミヤタチカ第14回-draw-03

太いきのこのような顔の形

丸い目とタテ線の鼻の穴2つ。ヨコ棒で口をかく

顔まわりにたくさんの線をかいて毛並みをプラス

ミヤタチカ第14回-draw-04 ←POINT!

ミヤタチカ第14回-draw-04-P

 

 

ミヤタチカ第14回-draw-05

顔まわりにたくさんの線をかいて毛並みをプラス 忘れがちな耳もしっかりかいて ふわふわの胸毛と太くて長めの前足をかく
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背中から後ろ足のライン。おしりは突き出すように 反対側の足は少し短めに おしりをピンク系で塗る
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体を薄く茶系で おなか部分は白っぽいので塗らないでおく

 


<玄光社の本>

ミヤタチカのお絵描き動物園

著者プロフィール

ミヤタチカ

イラストレーター。1980年佐賀県生まれ。福岡大学人文学部文化学科卒業。安西水丸塾、MJでイラストレーションを学ぶ。雑誌や書籍、広告、NYでの壁画制作、アパレルブランドや波佐見焼とのコラボレーション、ワークショップなど、幅広く活動。2008年TIS公募入選、2012年東京装画賞入選、2015年HB FILEコンペ 藤枝リュウジ特別賞受賞。2013年『お絵かき辞典』(誠文堂新光社)を刊行。
https://www.instagram.com/miyatachika/

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