これが木彫り?!自分の目が信じられなくなる驚きの作品『キボリノコンノ展』大丸東京店

会場入口にて。キボリノコンノさんご本人と。着用のロングスリーブTシャツは、本人デザインのオリジナル。

X(旧Twitter)で”万バズ”を連発! あまりにリアルな木彫りと塗装テクニックで、透明感ある液体や、お菓子のパッケージ、チーズやパン、身近にある食べ物や雑貨など、さまざまなものを表現する木彫り作家「キボリノコンノ」さん。2023年8月に玄光社より初の作品集『キボリアル』を上梓し、話題となっています。この作品集『キボリアル』と絵本『なにができる?』(PHP研究所刊)の出版を記念し、『キボリノコンノ展』が10月12日(木)より大丸東京店にてスタート。会場には、書籍に掲載した作品を中心に処女作から最新作まで一同に展示されています。この展示は全国を巡回する予定で、東京のあとは10月28日(土)から大阪・大丸梅田店でも開催されます。
PICTURESでは『キボリノコンノ展』初日の会場を訪ねました。

作品集『キボリアル』と絵本『なにができる?』に掲載されている作品のコーナー以外にも、処女作である「コーヒー豆」、代表作「納豆」、「うなぎパイ」など多彩な作品が展示されている。

 

<キボリノコンノ展・展示作品>


キボリノコンノ展にて展示されている作品の一部をご紹介。上の作品は1枚の板から彫り出したという「生卵」は白身の下に板が透けて見えているかのようなリアルさ。あえて木目を生かした作品も数多く展示されている。

「溶けかけの氷」
板の上にあるのは、少し溶け始めた氷。溶けた部分に木目が透けて、あまりの“ホンモノ”感に触ってみたくなる作品。


「注がれたコーヒー」
なんと「豆」そのものからコーヒーが注がれ、揺らぐ液面や泡などが見事に表現された作品。初めての木彫りであった作品「コーヒー豆」からスケール感も大幅にアップした。

「味付けのり」
透明な袋に入った「味付けのり」はその厚さたったの1mm! 塗装によりビニールの透明感、のりの凹凸感までリアルに再現。

「ゼリー」
木もかたまりを「とんとん」「ぎこぎこ」「さくさく」と切り、削ってできあがったのは、おいしそうなゼリー。キボリノコンノさんの塗装技術も光る作品。

「納豆」パックは本物。ジーッと近くで見ても、納豆そのものにしか見えない。


いい具合に焼けた鮭、ふくらんだ部分に木目が生きるお餅、生と焼いた肉。いずれも見慣れたものだけにそのリアルさに驚かされる。

「溶けすぎたアイスクリーム」」
“暑すぎてコーンまで溶けちゃった”アイスクリームは、そのリアルさと“あれ?!”という驚きが両立する作品。

「木彫りのみたらし団子」
こちらもひとつの木のかたまりから彫り出されたみたらし団子。団子にかかったみたらしの粘度も伝わってくる。

「かじられた田舎みそまん」
キボリノコンノさんが実際に食べてみたら、あまりに美味しくて作ってみたという。

「切り株バウムクーヘン」
本物の木の年輪を活かして作ってしまった木彫りのバウムクーヘン。脳が混乱して何が木で何が食べ物なのかわかりません。

リアルな「中トロにぎり」にしか見えない、作品「降ってきたお寿司」とキボリノコンノさん

キボリノコンノさんは静岡の芸術大学で家具などのデザインを学び、家具メーカーに就職。デザイナーとして仕事をしていました。結婚し、公務員に転職し働く傍ら、趣味として木彫りを始めるとその魅力にハマってしまったと言います。

キボリノコンノさんがモチーフとするのは主に食べ物。最初の作品はコーヒー豆が木の素材感に似ていると感じ、自身で再現したものでした。食べることが好きで、家庭内では料理もするというキボリノコンノさんは食へのこだわりも強いそうです。

 

木彫りであることを実感!一部の作品は、さわることができる!

*その他の多くの展示作品は、さわることができません。

キボリノコンノさんの作品からは、透明感、柔らかさ、温かさなど、質感だけでなくそこから温度や湿度などが感じられ、リアルさに驚き、見る人たちが魅了されます。

SNSでは、キボリノコンノさんの作品が新作を含め随時見られるというメリットがありますが、実際の作品を見たときの驚きはSNSでは味わえないもの。ツルツル、ピカピカ、ザラザラ、カサカサ……さまざまな食べ物がどんな質感を持っているか、触れずとも実物を見ればとてもよく分かります。東京、大阪、札幌での展示が決まっていますが、他の地域での開催も今後順次発表される予定です。この機会にぜひキボリノコンノさんの作品をご自身の目でご覧ください。

そして、展示を見終わると、身近な食べ物を見て「あれ? これってホンモノ?!」と、実際の食べ物が木彫りに見えてしまうという脳内バグが起きること間違いなしです!

会場では、Tシャツ、アクリルキーホルダー、クリアファイルなどのキボリノコンノさんオリジナルグッズも販売されています。どんなものがあるかは会場でのお楽しみ。

 

<展覧会概要>

「キボリノコンノ展」
会期:2023年10月12日(木)〜24日(火)
会場:大丸東京店 11階催事場
時間:10:00〜19:30(20:00閉場)
※最終日は17:30まで(18:00閉場)

入場料(税込み):一般・大学800円(700円)、小中高生 600円(500円)
※未就学児は無料。
※( )内は前売および大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸松坂屋アプリ会員のサファイアランク、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証を所持している方向けの優待料金。
※前売券は、ローソンチケット(Lコード:35667)にて9月8日(金)から10月11日(水)まで販売。
※当日券は、10月12日(木)より会場およびローソンチケットにて販売。
ローソンチケットURL:https://l-tike.com/kibori-no-konno-tokyo/
※小学生以下のお子様の入場は必ず保護者(18才以上)同伴が必要
※保護者も入場券が必要。
※再入場不可。
※物販コーナーの利用には、入場券が必要。
※展示物には一部を除き、手を触れるのは禁止。
※会場混雑の状況で、整理券を配布し入場まで待機または入場できない場合あり。
※株主優待、大丸・松坂屋お得意様ゴールドカード、大丸・松坂屋アプリ会員ルビーランク1st以上(本人のみ)、障がい者手帳、小児慢性疾患手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証を所持者の入場は、本人および同伴者1名まで無料で入場可。だたし、混雑時は入場できない場合あり。

主催:大丸松坂屋百貨店
企画制作:『キボリノコンノ展』制作委員会

<プロフィール>

キボリノコンノ
木彫り作家。静岡県の芸術大学でプロダクトデザインを学んだ後、家具メーカーでのデザイナーを経て県内の市役所に勤務。2023年3月に公務員を退職し、作家として独立。「あっと驚くものを作る」をポリシーに、制作や展覧会の開催など、木彫りを通して活動を展開している。
キボリノコンノ公式 X(Twitter):@kibori_no_konno
キボリノコンノ公式インスタグラム:kibori_no_konno

<関連書籍>

キボリノコンノ作品集「キボリアル」

 

「なにができる?」

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