新しい写真館の在り方を提案する「鈴木心写真館のつくり方」8月16日発売。写真館のワークフローも全公開

玄光社は、写真家・鈴木心氏の著書「鈴木心写真館のつくり方」を2022年8月16日(火)に発売します。

フォトエージェンシーのアマナ勤務を経てフリーランスの広告写真家として活躍したのち、都内に写真館を開業。家族写真やウェディング写真、コミケイベントへの出張など、長年にわたり新しい写真館のあり方を模索する活動を行っています。

「鈴木心写真館のつくり方」では、鈴木氏が広告を卒業し、本気で写真館に取り組む理由と、10年かけて現場で磨かれたノウハウを惜しみなくすべて公開。写真館の可能性、ひいてはこれからの社会における写真の可能性を示しています。

被災地から始まった写真館プロジェクト
2011年、東日本大震災で鈴木の地元も甚大な被害に見舞われました。そこで被災地を盛り上げようと、チャリティーマーケットを開催。SNS 用プロフィール写真の撮影ブースを設けたところ、たちまち大行列に。当時 SNSは有事の情報源として驚異的なスピードで普及しており、プロフィール写真はソーシャルネットワーク時代のコミュニケーションにかかせないものになっていました。お客様に良い写真を安価で提供し、直接感想もいただけるため、やりがいや信頼関係にもつながる。鈴木は、こうした純度の高い関係性こそ、写真本来のコミュニケーションだと気付いたといいます。

プロジェクトは各地のカフェやイベントへ展開し、2017年には東京・世田谷に初の実店舗となる鈴木心写真館をオープン。プロジェクトのスタートから 10年以上、撮影した人数は、チェーン店を除く個人一般向けのフォトスタジオとしては他に類を見ない37,000名にまで到達しています。

写真で稼ごう、好きなことで生きていこう
写真がコミュニケーションをはずませ、時代も性別も信条も超えて、人と人をつないでいってほしい。誰もが簡単に写真を撮れる時代だからこそ、「いい写真とは」、「写真が社会にできることとは」を鈴木は常に考え、アップデートしつづけます。

ひと握りの写真家だけが撮るのではなく、誰もが「撮ってたのしい、見てたのしい、見せてたのしい写真体験」を提供できる写真館になるために。

書名:鈴木心写真館のつくり方
発売日:2022年8月16日(火)
価格:2,420円
ページ数:144P
サイズ:B5変型(240×182mm)

なお、鈴木心写真館直営オンラインストア「鈴木心の写真学校」においては、本書の先行予約を実施中。予約特典として発売日前発送のほか、著者の直筆サインとオリジナルステッカー&ポストカードを進呈しています。


鈴木心写真館のつくり方

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