玄光社は、アニメ「忍たま乱太郎」などで人気の、尼子騒兵衛氏の作品集を2022年3月15日に刊行します。これを記念してAmazon限定700部の特別クリアファイル付き書籍を販売します。
本書では、アニメ「忍たま乱太郎」原作の漫画「落第忍者乱太郎」をはじめとした人気漫画家・尼子騒兵衛氏の作品、約1,270点の漫画原稿とカラー原画、11キャラクターの描きおろしイラストを収録しています。さらにその作品にまつわるエピソードも公開します。
尼子騒兵衛氏の描いた作品の「原画」「原稿」を辿りながら、作者自身のことばで綴る一冊で、学生時代、新人漫画家時代に描いた作品も加え、約1,270点の原画、原稿、資料を収録する他にはない作品集です。
<書籍の内容>
漫画家への道 陽気な野心家、楽天家の性格が道を拓く
中学生時代から高校生時代に描いた漫画やスケッチ、そして漫画家デビュー作品「田舎押領使一家」などの漫画原稿を収録。当時から「歴史」を題材にしていたことも伺える、ファンなら知っておきたいエピーソードがてんこ盛り。
乱太郎とともに歩む 新聞連載から始まった忍術学園の物語
33年間の連載に加え、アニメ、映画、ミュージカル化もされた人気作品、「落第忍者乱太郎」(朝日小学生新聞)の連載開始当時からの漫画原稿および、あさひコミックス全65巻(朝日新聞出版)の原画から抜粋した作品を収録。さまざまなエピソードを交え、連載開始当初の1985年から年代を追いながら解説いたします。
原画で辿る尼子騒兵衛の色彩世界
本書初、「落・乱」のあさひコミックスのカバー装丁画のモチーフについて著者が解説。さらに絵本シリーズ、カレンダー、記念グッズ、年賀状や「落・乱」以外の作品の貴重かつユニーク、独特な感性で描かれた色彩豊かなカラー原画の数々をエピソードと共に紹介。制作や想いの裏側まで垣間見ることができ満足していただけること間違いなし。
江戸の風俗を描く
「らくご長屋」は江戸落語を元にした読み物シリーズ。江戸落語の挿絵の原画を、エピソードとともに掲載。
尼子騒兵衛インタビュー もっと聞きたい!の段
作家としての姿勢、作品への想いに加え、プライベートなお話も伺ったインタビュー。
「尼子騒兵衛作品集」装丁画
描きおろしの本書装丁画。「乱太郎・きり丸・しんべヱ 花下遊楽図」「六年生 南蛮衣装之図」「伝子と半助 遊里変姿之図」。11キャラクターは、作者が2020年秋からじっくり時間をかけて構想を練り生まれた初公開作品。
<プロフィール>
尼子騒兵衛(あまこ そうべえ)
漫画家。兵庫県尼崎市生まれ。1986年から33年間にわたり、朝日小学生新聞にギャグ漫画「落第忍者乱太郎」を連載。あさひコミックス(朝日新聞出版)で単行本として全65巻を刊行。漫画作品を原作としたアニメ、映画、舞台とさまざまな展開で三世代にわたるファンを魅了。1993年より、TVアニメ「忍たま乱太郎」放送中。また、2010年よりミュージカル「忍たま乱太郎」の舞台公演が続いている。ほかに「はむこ参る!」、「乱太郎の忍者の世界」(朝日新聞出版)、「こどもおはなしランドらくだいにんじゃらんたろう」絵本シリーズ、「らくご長屋」シリーズ(ポプラ社)など。2020年4月から「乱太郎とめぐるふしぎな世界」を朝日小学生新聞に連載中。歴史が大好きで、大学では日本史を専攻。特に日本の中世に興味をもち、歴史文化関連の本や資料を収集。手裏剣、火縄銃などの忍者の道具や武器などのコレクションも多数。