ミヤタチカのお絵描き動物園
ゆるく楽しい描き方レッスン 第4回

ヒグマを描いてみよう!

『ミヤタチカのお絵描き動物園-ゆるく楽しい描き方レッスン』は、ゆるくて味わい深い絵が人気のイラストレーター・ミヤタチカさんによる動物園スケッチを元に、かき順やポイントを考えて、動物をかくコツをまとめた一冊です。

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ミヤタチカのお絵描き動物園

 

さて今回は、日本列島最大の哺乳動物、森の王様、ヒグマの登場です。
大きくて怖そうですが、よく見るとつぶらな瞳がかわいいです。


ヒグマ

BROWN BEAR:ネコ目(食肉目)クマ科
<特徴>
日本の陸上動物の中で最大で、大きな爪を持つ。
耳に水が入るのが苦手。
北海道にはエゾヒグマが生息。

まずは、ヒグマの特徴を観察してみましょう。

 

Let’s draw a brown baer!

まずはヒグマの顔を描いてみましょう。

2つの半円を線でつなぐ 両わきにジグザグの線  間を茶系で塗って

POINT! 鼻先はグレーや黒、茶や白などさまざま
鼻をかく。コップみたいな形
鼻を薄めの色で塗って
目の位置は鼻のつけ根の横。鼻先は大きく

 

顔の描き方のコツを覚えたところで、今度は全身を描いてみましょう。

小さな丸い耳をかきおでこをそこから伸ばす 口先はヨコから見ると、かくっとしている
体は線を重ね、毛深さを出す タテのギザギザ線で塗っていく感じ 鼻は丸く、口は線で。目は優しい感じ

いかがでしたか?

次回もお楽しみに!

 


<玄光社の本>

ミヤタチカのお絵描き動物園

著者プロフィール

ミヤタチカ

イラストレーター。1980年佐賀県生まれ。福岡大学人文学部文化学科卒業。安西水丸塾、MJでイラストレーションを学ぶ。雑誌や書籍、広告、NYでの壁画制作、アパレルブランドや波佐見焼とのコラボレーション、ワークショップなど、幅広く活動。2008年TIS公募入選、2012年東京装画賞入選、2015年HB FILEコンペ 藤枝リュウジ特別賞受賞。2013年『お絵かき辞典』(誠文堂新光社)を刊行。
https://www.instagram.com/miyatachika/

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