写真展「野口久光×渡辺貞夫 写真展“まなざしの先に” ─時空を超えたフォトセッション─」銀座和光

2019年8月15日(木)〜21日(水) 銀座和光

野口久光 「イングリッド・バーグマン」 1956年

後世に残る名映画ポスターを多数創作したグラフィックデザイナー・野⼝久光氏(1909〜1994)と、独自のスタイルで⽇本を代表するジャズ⾳楽家の渡辺貞夫氏による写真展「野⼝久光×渡辺貞夫 写真展 “まなざしの先に” -時空を超えたフォトセッション-」を東京・銀座和光ホールにて開催する。会期は8⽉15⽇(⽊)〜21⽇(⽔)まで。

同郷で親友だった2人の共通の趣味は写真撮影。撮影スタイルはともに、巧まず肩の力の抜けた自然体。場所と時代を超えてフィルムに残された被写体の笑顔と生き生きとしたあるがままの姿は、やさしく包み込むような魅力に溢れている。

渡辺貞夫 「アフリカ 1993年」
渡辺貞夫 「ブラジル-サルバドル 1994年」

(リリースより)
銀幕華やかなりし1950年代を中心に、後世に残る映画ポスターを創作した稀代のグラフィックデザイナー、野口久光さん。そして、ジャズの枠に嵌らない独自のスタイルで世界的に活躍するトップミュージシャン、渡辺貞夫さん。二人は同郷で、野口さんがジャズ評論の第一人者でもあったことから、年齢差を超えて音楽への情熱を称え合う親友でした。そして共通の趣味は、プロも賞賛する腕前の写真撮影だったのです。あくまでも趣味なので、撮影スタイルはともに、巧まず肩の力の抜けた自然体。だから被写体も生き生きとしたあるがままの姿をフィルムに残します。野口さんは1956年のパリなど、渡辺さんは1970年代を中心とするアフリカなどでの撮影と、時代も場所も異なりながら並べると何の違和感もないのは、同じあたたかなまなざしで捉えられた写真だからなのでしょう。笑顔が多いのも二人の作品の特徴です。殺伐とした出来事の多い今日だからこそ、そのやさしく包み込むような魅力をぜひご高覧ください。

(プロフィール)

野口久光(のぐち・ひさみつ)
1909年 栃⽊県宇都宮市に⽣まれる
1933年 東京美術学校(現・東京藝術⼤学)⼯芸部図案科卒業、卒業制作7点買上げ。欧州映画の輸⼊配給を⼿掛ける東和商事に⼊社、名作映画ポスターを制作
1942年 映画臨戦体制により東和商事解散のため中華電影へ転出、上海へ渡る
1951年 東和映画の宣伝部へ⼊社、欧州映画⻩⾦時代の傑作ポスターを数多く制作(1970年に退社)、⾳楽評論にも健筆をふるい、ジャズ、ミュージカルについても第⼀⼈者として活躍
1978年 紫綬褒章受章
1983年 勲四等・旭⽇⼩綬章受章。⽇⽶ジャズ、ミュージカルの橋渡し役の貢献からニュー・オリンズ名誉市⺠に選ばれる
1994年 没 享年84歳


渡辺貞夫(わたなべ・さだお)
1933年 2⽉1⽇ 栃⽊県宇都宮市に⽣まれる
1951年 ⾼校卒業後上京、アルトサックスに変更し本格的に⾳楽活動を始める
1962年 ⽶国ボストン・バークリー⾳楽院に留学。ゲイリー・マクファーランド、チコ・ハミルトンのバンド・メンバーとして⽶国ツアーに参加
1965年 帰国後、⽇本のジャズ界に新⾵をもたらし、国内外での演奏活動、アルバム制作を精⼒的に⾏う。ブラジル⾳楽を取り上げ、ボサノバ・ブーム到来
1978年 『カリフォルニア・シャワー』の⼤ヒットにより、ジャズが幅広い層に⽀持される
1980年 「渡辺貞夫リサイタル・アット武道館」を開催し3万⼈を動員。⽶国の⼤⼿レコード会社CBS と契約。本格的な海外進出を果たす
1983年 WEA移籍後、アルバムはビルボード誌の全⽶ジャズチャート上位に度々ランキングされ、「サダオ・ワタナベ」の名を世界中に知らしめる
2005年 愛知万博「愛・地球博」政府出展事業の総合監督を務め、世界の⼦ども達400⼈が集う「Share the World Concert」をプロデュース。⻑年の活動に対し旭⽇⼩綬章受章

現在も国内外での公演、アルバム制作、写真集出版、写真展、被災地⽀援、チャリティ公演、後進の育成など多岐にわたる活動を続ける。⽣涯現役プレイヤーのその姿は世界中の⽼若男⼥に勇気と感動を与えている。
最新アルバム 『Re-Bop The Night』『Love Songs』
http://www.sadao.com/

<開催概要>

野口久光×渡辺貞夫 写真展“まなざしの先に” ─時空を超えたフォトセッション─

期間:2019年8⽉15⽇(⽊)〜21⽇(⽔)
会場:和光 本館6階 和光ホール
東京都中央区銀座4丁目5−11
https://www.wako.co.jp/store_information/main/main_building/index.html
時間:10:30〜19:00(最終⽇は17:00まで)
⼊場料:無料
共催:一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団、株式会社 和光
協賛:株式会社 山野楽器、ライカカメラジャパン株式会社、株式会社 教文館、一般社団法人 アフリカ協会
企画協力:エムアンドエムスタジオ、NPO法人 古き良き文化を継承する会


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