フォトグラファーの「輝く才能」を発掘するオーディション、第2回「SHINES」募集中

キヤノンマーケティングジャパンは「SHINES(シャインズ)」の第2回応募要項を発表し、写真家のエントリー受付を開始した。

「SHINES」はいわゆるフォトコンテストではなく、フォトグラファーのオーディション。一次選考は書類選考のみで行われるという一風変わった形式をとっており、二次選考ではじめて写真作品を提出、最終選考会はプレゼンテーション形式で行われる。最終選考会では、これまで「何をどう撮ったか」だけでなく、これから「何をどう撮るのか、撮りたいのか」を、自分の言葉で選考委員に向けてプレゼンテーションすることになる。

選考委員はキュレーターやギャラリスト、デザイナーなど、さまざまなジャンルで活躍する7名が務めるが、合議で最優秀作1点を選出するのではなく、選考委員各々が1名ずつ入選者を選出するという点が、通常のコンテストとは大きく異なる。

入選者の特典として、自分の作品で写真集を作ることができ、完成した写真集は代官山 蔦屋書店にて展示・販売される。つまり、このオーディションをくぐり抜けることで、写真家としての第一歩を踏み出したり、写真家としてこれまでとは違う新たなステージに立つことができるというのが、「SHINES」なのである。

SHINESの入選者は特典として写真集を作ることができる。上は第1回入選者の写真集。

一次選考の応募は公式サイトからしか受け付けておらず、期限は2019年7月31日(水)18:00まで。自分のプロフィールと、今回の応募で提出したい作品について記入する。この段階では写真は提出しないので、自分の作品について文章だけでいかに魅力的に語れるかどうかが、一次選考突破の鍵となる。二次選考では10月9日までに30点以上の作品を提出し、それを通過すると12月1日の最終選考会へと進むことができる。

2017年の第1回SHINES最終選考会の様子。登壇者は石井靖久氏。

 

<応募要項>

第2回 SHINES(シャインズ)
https://canon.jp/event/photo/shines/

募集規約:年齢、経験(プロ・アマチュア)問わず。日本国内在住。
選考委員(7名):
江川賀奈予(代官山 蔦屋書店 アートコンシェルジュ)/梶川由紀(何必館・京都現代美術館キュレーター)/川本康(コマーシャル・フォト統括編集長)/品川一治(映像プロデューサー)/濱中敦史(twelvebooks)/町口覚(グラフィックデザイナー/パブリッシャー)/マーク・ピアソン(禪フォトギャラリー)

一次選考(書類選考のみ)
受付期間:2019年6月12日(水)13:00~7月31日(水)18:00まで
応募方法:
第2回 SHINES(シャインズ)ホームページより受付
https://canon.jp/event/photo/shines/2019/requirements.html
記入内容:
氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、E-mailアドレス
プロフィール(活動実績)(300字以内)
今回の応募で提出したい作品(テーマ・プロジェクト)について(800字以内)
一次選考の合否:
8月30日(金)までに事務局よりメールにて応募者全員に連絡。

二次選考(一次選考通過者のみ)
受付期間:一次選考 結果通知~2019年10月9日(水)必着
送付先:一次選考通過者に個別に告知
作品点数:30点以上(上限なし)
提出形式:一次選考の書類とともに、A4サイズ以上のプリントと
最終選考会のプレゼンテーションの際に上映する作品JPEGデータ(上限100作品まで)をDVD(CD、ブルーレイを含む)に入れて提出。
二次選考の合否:10月31日(木)までに事務局よりメールにて連絡。

最終選考会(一般公開)
発表方式:プレゼンテーション 7分、質疑応答 5分
日時:2019年12月1日(日) 終日(9:00~17:30目安)
会場:〒108-8011 東京都港区港南2-16-6 CANON S TOWER 3階 ホールS

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