雑誌「ATLANTIS」創刊

ATLANTIS 編集部

「NEUTRAL」「TRANSIT」の編集長を歴任してきた加藤直徳氏が、新たに雑誌「ATLANTIS」を創刊。その第1号が7月27日に発売された。

創刊1号 2018年7月27日発売 版元:BOOTLEG 204ページ(オールカラー) 価格:2,000円(税抜き)

「TRANSIT」のデザインも手掛けてきたBOOTLEGの尾原史和氏がアートディレクターを務めている。

インターネットやSNSが常識となり紙媒体がクラシックな方法となった時代だからこそ、ページをめくり、目をとめ、ゆっくりと考える。そんなアナログ時間の手触りにこそ「文化」が宿ると信じ、リアルとバーチャルの垣根が消失していく中でアナログの境界面に立っていたいと、加藤編集長は語る。

「ATLANTIS」は、毎号伝えたいメッセージをひとつ決めて特集する。創刊号の特集は「境界 THE BORDER」。

「国境とは何か」「目に見えない境界」「目に見える壁」「都市の境界線」「アートの境界」「雑文集『境界』」という6つのチャプターで、人はなぜ線を引くのか、あなたにとって境界とは?という日常に潜む普遍的な問いを、写真と読み物で探究する。

山西崇文、パブロ・ロペス、小浪次郎、宮本武、森嶋一也らによる現地撮り下ろし写真も満載。見応え、読み応えのある雑誌が誕生した。


コマーシャル・フォト 2018年10月号

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