2018年4月26日~5月9日 キヤノンギャラリー銀座
16世紀の昔から南蛮貿易で日本と深い関わりがあるポルトガル。しかし空路が発達した現在、直通便がない同地は「少し遠い国」というイメージではないだろうか。そんなポルトガルの歴史を残す街並や、大西洋の海辺の光景、またそこに暮らす人々に惹かれ、岸本淳氏が撮影したシリーズ「葡萄色ポルトガル」がキヤノンギャラリー銀座で展示される。
デジタルカメラでの撮影だが、コントラストを抑え古いフィルムや絵のような淡い色味にした写真は、まさに「身近に感じながらもどこか遠い異国」ポルトガルだ。さらに全36点の展示作品はキャンバス地にプリント、岸本氏自身で木枠に貼りパネル仕立てにして、表面に半光沢の透明アクリルを塗って仕上げている。
キヤノンギャラリー銀座は4月26日より5月9日まで。その後、名古屋(5月24日~)、大阪(6月21日~)を巡回する。
<写真展情報>
岸本淳写真展「葡萄色ポルトガル」
会場:キヤノンギャラリー銀座
http://cweb.canon.jp/gallery/
東京都中央区銀座3-9-7
Tel: 03-3542-1860
会期:2018年4月26日(木)〜5月9日(水)
休廊日:日曜・祝日とキヤノン休業日
営業時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)