マッチングサイト「Green-light」から初の映像化作品が決定

green-light.tokyo

主演の倉悠貴(左上)と、見上愛(左下)

映像化を目指している企画や脚本と、その作品製作者をマッチングさせるサイト「Green-light」。2020年4月のスタート後、初の映像化作品が決定した。

今回、映像化が決定したオリジナル映画「衝動」は、現代の東京を舞台に、孤独な少年と少女の“生きる衝動”を描いた作品。監督・脚本を手掛ける土井笑生は、本作が商業作品デビューとなる。主演は倉悠貴と見上愛。このキャスティングについて土井監督は、「主人公の二人は、自分でも気付かないうちに魂が惹かれ合っている…という設定だったので、どことなく似た雰囲気を持つ方にお願いしたいと思っていました。二人ともデビュー間もないにも関わらず出演作ごとに全く違う表情を見せていて、役者としての力を感じ、強く記憶に残っていました。また、どことなく今回の主人公たちの面影も感じたこともあって、オファーしました」(土井)。

また、製作資金拡充のため、MotionGalleryでクラウドファンディングも実施された。撮影は10月頃スタートを予 定し、2021年の公開を目指している。

「Green-light」では、映像化に向けて検討されている作品が複数控えているという。今回の「衝動」に続く、今後の新たな展開を期待する。

監督・脚本の土井笑生

コマーシャル・フォト 2021年1月号

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