羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ 動きのある人物スケッチ集 ヒロインキャラクター編
第9回

食事がおいしそうに見える「所作の美しさ」

イラストや漫画で人間のキャラクターを表現する際には、人体がどのように動くのか、動かせるのか、その構造を理解することが重要です。不自然さのない、説得力のある動きの描写を練習するにあたっては、写真や映像を見たり、ポーズ集や3Dモデルソフトを活用するなど様々な方法が模索されています。

羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ 動きのある人物スケッチ集 ヒロインキャラクター編」は、特にファンタジーやSFの世界観で活躍する女性キャラクターをメインテーマに据えたポーズ集。ジャンプや着地、素手や武器での戦闘アクションをはじめ、セクシーポーズや日常生活で見せる様々な瞬間のポーズまで、多様なシーンを想定したポーズを約400点収録。著者は1984年からアニメーターとして活躍している羽山淳一さん。

本記事では、Chapter4「その他のポーズ」より、食事をする仕草の描写について解説します。

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羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ ヒロインキャラクター編

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食事をする仕草

食事は和洋中で使う道具も違うので、さまざまなパターンを描く必要があります。普段から観察しておくといいでしょう。

箸を持つ手は美しく描きたいものです。想像頼りでなく、きれいな持ち方を確認、研究してみましょう。

食事の所作はできるだけ綺麗に。指先や全体の線が、美しく見えるように描かないと、おいしそうに見えないです。

子どもの食事シーン。箸の持ち方のたどたどしさなど、子どもらしい表情にこだわりました。

ナイフとフォークを持つ手のアップ。フォークの曲線は意外と難しい。見慣れたものほど、油断せずに描きましょう。

サラダを食べる女性。身近にある食器などでも、フォークのような複雑な形状のものは難しいので、ちゃんと確認して描きましょう。

食事をする二人の女性。なにげない日常の動作は間違いが目立ちやすいので、普段からの観察を忘れずに。


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著者プロフィール

羽山 淳一

(はやま・じゅんいち)
アニメーター、キャラクターデザイナー。

1965年、長野県出身。
高校卒業後ムッシュ・オニオン・プロダクションに入社。
『Gu-Guガンモ』(1984年)で動画デビュー。
『は~いステップジュン』(1985年)で原画デビュー。
『北斗の拳』(1987年)で作画監督デビュー。
『BE-BOP HIGHSCHOOL』(1989年)でキャラクターデザイン、デビュー。
1990年フリーランスとして独立。

書籍(玄光社):
アニメキャラクターの作画&デザインテクニック
羽山淳一 ブラッシュワーク
羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ

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