キャラクターが着る衣装は、キャラクターの性質や物語の方向性を表現する重要な要素の一つです。衣装を着替えさせることで、ストーリー進行やキャラクター自身の変化を視覚化するテクニックは、古今東西、様々な作品で使われています。
「ちょっぴりHなコスチュームの描き方」では、女性キャラクターが着る中でもセクシーな衣装のデザインに焦点を当て、どのような衣装デザインがセクシーに見えるかの基本を解説。「ワンピース」や「スーツ」など日常的に着用する服装や、「獣人」「悪魔」などファンタジー世界のモチーフをセクシーにアレンジするデザイン例も提示しています。
本記事では、PART4「ファンタジーコスチューム」より、「忍者」のアレンジ案を紹介します。
あざやかに任務をこなす、忍びの者「忍者」
Original
全身黒ずくめの衣装を身にまとい闇に紛れる忍者をイメージしました。顔は頭巾で隠しつつ、足元の動きやすいデザインでスタイリッシュさを演出。
機能性を重視した袴はゆとりを持たせています。
Arrange
セクシーで俊敏に動く、くノ一をイメージしました。腕や足を露出し、赤いラインで腰まわりを強調したフェミニンな曲線が魅力的。髪のポニーテールは黒いリボンで色味を統一しました。
手首や胸元にはセクシーな鎖かたびらで際どさを演出。
Sexy Arrange
敵に忍術をかけられ、鎖鎌が絡まって困っている女忍者をイメージしました。大胆に露出した胸元にはリボンをアクセントにして心くすぐるひらひら感でキュートさを演出。ラップ状になったミニ丈のスカートからのぞく太ももにはポーチも装備し、機能性も抜群。
ダークな衣装と明るい肌のコントラストが映えるようにしました。