『フクシマ 2011-2017』
土田ヒロミ 著
(みすず書房) 本体12,000円+税/196P/298×298 mm
長い年月によって育まれた福島の美しい自然、そこから人が退避せざるをえない事態が生じた。この地に起こった変化の過程を土田ヒロミが120回もの撮影を敢行した。撮られた写真は約5万点。本書では厳選した190点を掲載した。
『TONE』
写真:松木康平 デザイン:田頭慎太郎
(市兵衛町画廊) 52P/270mm×210mm
フォトグラファー松木康平とアートディレクター田頭慎太郎によるコラボ作品集。松木がハワイで撮影したランドスケープ写真から、田頭が写真のフレーム外の世界をデザインで拡張し、ポスターを制作。本書はまず松木の写真が登場し、ページを捲るとポスターが現れる構成になっている。
『キーワードで読む現代日本写真』
飯沢耕太郎 著
(フィルムアート社) 本体3,800円+税/456P/四六判変型
現代日本写真の転換期である2009から2017年におこった日本写真におけるトピックを厳選。105の用語、72組の写真家、170の展覧会・写真集をわかりやすく解説している。「写真」を通して、現代日本が見えてくる。
『絶景本棚』
写真:中村規、文:浜本茂
(本の雑誌社) 本体2,300円+税/210×148 mm/224P
鏡明、嶋浩一郎、都築響一、吉田豪、喜国雅彦など、本の雑誌編集部がチョイスした稀代の蔵書家の本棚を紹介。主役は本棚。見所は蔵書の背表紙。部屋からはみ出して、うず高く積み上げてもまだ買い足してしまう、それが収集家の性。
『光の魔術師イルコのポートレート撮影スペシャルテクニック』
イルコ・アレクサンダロフ 著
(玄光社) 本体2,000円+税/A4変型判/144P
YouTubeで自らの撮影スタイルを紹介している光の魔術師イルコ・アレクサンダロフ。本書はその中からポートレイト撮影のノウハウを掲載したガイドブックだ。実践で役立つライティングや撮影アイデアを学べる1冊だ。
→「光の魔術師イルコのポートレート撮影スペシャルテクニック」