「フィルムの装填」はフィルムカメラ初心者のつまずきポイント。35mm一眼レフから中判カメラまで動画8本を紹介

フィルムカメラに興味を持ち、気に入った機材を揃えていざフィールドに出ようという段になって、フィルムの装填につまずいた経験はないでしょうか。フォーマットのサイズが大きくなるほどにフィルムの装填が難しくなるのもフィルムカメラの特徴の一つですが、デジタルと比べると相対的に決して安価なメディアではないフィルムだけに、間違った操作をして感光させてしまっては目も当てられません。

カメラ検索サイト「カメラファン」ではフィルムユーザー向けコンテンツとして、カメラにフィルムを入れる際の操作方法を動画で紹介しており、初めて触るカメラでも、操作を間違えることなく扱える一助になることでしょう。

本記事ではカメラファンが掲載した動画の中から、一眼レフ、レンジファインダー、中判など複数種類のカメラについて、8本のフィルム装填動画をご紹介します。

 

ニコン F3

撮影:赤城耕一

ニコンが1980年発売した、マニュアルフォーカス 35mmフィルム一眼レフカメラ。ニコンF、F2につづく、三代目のニコンのフラッグシップモデルです。露出計が内蔵されていて、AEモード(露出優先)で撮影することができるので、これからフィルム一眼レフカメラをはじめたい、という人にもおすすめできるカメラです。フィルムの装填は、これまで紹介してきたカメラの中で一番簡単です。

引用元:カメラアーカイブ・ニコンF3シリーズ

ニコン New FM2

撮影:大村祐里子

ニコン New FM2は、1984年に発売された35mmフィルム一眼レフカメラです。この機種の前に、「FM」「FM2」があります。ニコン一桁のFシリーズとくらべて、このFMシリーズは、より使いやすく、手に入れやすいという主旨で開発されました。露出計が内蔵されていて、ファインダー内の「+/◯/ー」というLEDを目安に撮影します。使いやすいカメラのため、製造中止となった今でも、写真学校の学生や、ビギナーに人気があります。フィルム装填方法は、ニコン F3と同様で簡単です。

引用元:カメラアーカイブ・ニコンNew FM2

 

ライカ M3

撮影:中村文夫

ライカ M3は、1954年にライツ社が発売したレンジファインダー式フィルムカメラ。発売してから60年以上経っても、その美しいフォルムは色褪せません。35mmフィルムを使用し、電池やバッテリーが不要なフルメカニカルカメラです。フィルムの装填には、慣れが必要なので、「写ルンです」やコンパクトカメラからの買い替えには、ちょっとハードルが高いでしょうが、巨匠たちがこのカメラで数々の名作を生み出してきたことを考えると、一生に一度は使って見たいと思うでしょう。

引用元:カメラアーカイブ・ライカM3/M2/M1/M4

ライカIII f

撮影:中村文夫

ライカ IIIf(スリーエフ)は、ライカ M3が生まれる4年前の1950年に発売となったカメラです。この機種の前に、ライカA型、B型、C型、DII、DIII、IIICなどがありますが、それらを総称してバルナック型ライカとも呼ばれています。M3同様にフィルムは、35mmフィルムを使用します。フィルムの装填は、M3よりもかなりコツが必要で初心者向けとは言えません。しかし、カメラの小型化を実現した歴史的なこのカメラは、メカニカルなスタイルと一切のムダを省いたボディで、多くの人を魅了しています。

 

引用元:カメラアーカイブ・バルナック型ライカ

ローライフレックス/ローライコード

撮影:中村文夫

ローライフレックス(写真左)は、35mmフィルムより一回り大きい中判フィルム(通称:ブローニーフィルム)を使用する、二眼レフカメラ。画面サイズは6cm×6cmの正方形です。カメラ上部にファインダーがあり、腰の位置にカメラを持って上からカメラを覗き込んで撮影します。その愛らしいスタイルで女性にも人気があります。レンズ交換はできず、搭載するレンズによってモデルが異なります。フィルム装填はそれほど難しくはありません。


引用元:カメラアーカイブ・ローライフレックス/ローライコード

ハッセルブラッド500C/M

撮影:赤城耕一

ハッセルブラッド 500C/Mは、1970年に発売された中判フィルム一眼レフカメラ。画面サイズは、6cm×6cmの正方形です。デジタルカメラが普及する前まで、グラビアやポートレート撮影などで多くのプロカメラマンが愛用していました。Vシステムと呼ばれる仕組みで、レンズ、ファインダー、フィルムバック、巻上げレバーなどが交換でき、撮影の用途によって様々な形にカスタマイズして使用できる。フィルムの装填は、それほど難しくはありません。

引用元:カメラアーカイブ・ハッセルブラッド500C/M

ゼンザブロニカ S2

撮影:大村祐里子

ゼンザブロニカ S2は、1959年に発売された中判フィルム一眼レフカメラです。ハッセルブラッドとよく似ていますがこちらの方が安価に手に入れることができます。画面サイズは6cm×6cm。電池やバッテリーを不要のフルメカニカルカメラです。欠点は、カメラの重さが1.78Kgあり、小さなカメラに慣れた人は初めて手にしたらびっくりするくらいの重さです。しかし、撮影された画質の素晴らしさを知ると、その重さが気にならなくなるほど気に入ってしまうでしょう。フィルム装填は難しくありません。

引用元:カメラアーカイブ・ゼンザブロニカS2

 

ペンタックス 645NII

撮影:大村祐里子

ペンタックス 645NIIは、2002年に発売された中判フィルム一眼レフカメラです。シャッターが電子式のためで電池を使用します。画面サイズは、6cm×4.5cmで、645(ロクヨンゴ)と呼ばれています。ボディ上部のダイヤル操作で撮影の設定が容易にでき、撮影後のフィルムの巻き上げは自動で行われるので、35mm一眼レフカメラからアップグレードしたい人にオススメしたいカメラです。

引用元:カメラアーカイブ・ペンタックス645NII

 


本記事でご紹介したフィルムカメラは、玄光社のカメラ検索サイト カメラファンで見つかります
カメラファン http://camerafan.jp/


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