2025年5月16日(金)〜6月12日(木)富士フイルムフォトサロン東京

フジフイルムスクエア内にある富士フイルムフォトサロン東京にて、富士フイルム企画写真展 故 萩原史郎トリビュート「淡きひかりのありか」 ~萩原史郎・辰野 清・佐藤 尚・喜多規子・萩原れいこ 5名の写真家による作品展~が開催される。
写真家・萩原史郎氏(1959~2023)は、「隔月刊 風景写真」の創刊に携わり、編集長、発行人を経て風景写真家として独立、2023年に急逝。2017年の富士フイルムGFX 50S発売当初よりGFXシリーズをいち早く作品制作に取り入れ、数々の雑誌誌面、写真展などで愛用、発表してきた。本展では、萩原史郎氏の三回忌を迎えるタイミングで、GFXによる代表的な作品から、足元の風景に対する同氏の優しい眼差しが色濃く感じられる未発表作までを展示する。そして、生前、萩原史郎氏と親交の深かった風景写真家の辰野清氏、佐藤尚氏、喜多規子氏、萩原れいこ氏の同じくGFXシリーズで撮影された作品をトリビュート展示し、萩原史郎氏の功績に改めてスポットを当てる。本展開催にあわせてギャラリートークイベントも開催予定。
<写真展概要>
富士フイルム企画写真展
故 萩原史郎トリビュート「淡きひかりのありか」
~萩原史郎・辰野 清・佐藤 尚・喜多規子・萩原れいこ 5名の写真家による作品展~
会期:2025年5月16日(金)〜6月12日(木)会期中無休
開館時間:10:00~19:00、最終日16:00まで、入館は終了10分前まで
※写真展はやむを得ず、中止・変更の場合あり。更新情報は、ウェブサイト・電話にて。
会場:フジフイルム スクエア内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3(東京ミッドタウン ミッドタウン・ウェスト1F)
TEL:03-6271-3351(受付時間:平日10:00~18:00)
Webサイト :https://fujifilmsquare.jp/
※ 写真展情報は、開催日の前月から富士フイルムウェブサイトにて案内
※ 祝花はお断り
入館料:無料
作品点数:全倍サイズ、カラー、計13点(予定)
・FUJIFILM GFXシリーズによる作品。
・展示作品はすべて、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。
主催: 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
企画: 株式会社風景写真出版
<写真展併催イベント>
ギャラリートーク
開催日程:
5月24日(土)講師:辰野清氏、喜多規子氏
5月25日(日)講師:佐藤尚氏、萩原れいこ氏
各日16:00〜(30~40分間)
参加無料・予約不要
※ 写真展会場内で実施のため座席なし。
※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更の場合あり
<出展者プロフィール>
萩原史郎(はぎはら しろう)
1959年山梨県甲府市生まれ。株式会社新日本企画で写真誌『風景写真』の創刊に携わり、編集長・発行人を経験。退社後は風景写真家に転向し、写真誌寄稿、コンテスト審査員、写真教室講師、講演会講師、写真クラブ例会指導など幅広く行う。写真展「色X情」「色X旬」「志賀高原-Whisper of the Scenery-」「色彩深度~Colors~」など。写真集『色X旬』(風景写真出版)。著書『四季の風景撮影』シリーズ8冊(日本カメラ社)、『風景写真の便利帳』(玄光社)、『風景写真まるわかり教室』(玄光社)など多数。日本風景写真家協会副会長、日本風景写真協会指導会員、日本学生写真部連盟指導会員、萩原史郎風景写真アカデミー主宰など。2023年5月逝去、享年63。
https://strm-hagihara.com/
辰野 清(たつの きよし)
1959年生まれ、長野県出身。インテリアデザイン事業を経営後、第11回(2003年)前田真三賞受賞をきっかけに写真家としてフリーに。豊かな構成力と詩情溢れる作風で、日本の風景表現の物語性を追求している。写真展「和の香」「渓水〜瀬音が聞こえる」「凛の瞬」「余韻」など多数。写真集『凛の瞬』『余韻』(風景写真出版)、著書『超実践的フィルターブック』(日本写真企画)など多数。(公社)日本写真協会会員、日本風景写真協会指導会員、自然奏フォトグラファーズ主宰。
佐藤 尚(さとう たかし)
1963年福井県生まれ。少年期を南米・ペルーで過ごす。山岳写真家・風見武秀氏に師事。47都道府県を車で旅しながら、農村や自然や軽トラックのある風景を撮り続けている。作品を発表する傍ら、写真ワークショップ「里ほっと」を地元埼玉県の見沼田んぼで主宰。風景写真集『47サトタビ』(風景写真出版)『こころの故郷─魚沼の風景を撮る』『japan』。日本風景写真家協会会員。
喜多規子(きた のりこ)
東洋英和女学院大学卒。写真家・前川彰一氏に師事。日本国内の自然風景をテーマに光・色・フォルムを見つめ表現する。アマチュア時代、カメラ誌の月例コンテストにてグランプリや年度賞を多数受賞後、フリーとして活動。写真展多数。写真集に『MOMENT』(文一総合出版)、『FORME』(風景写真出版)、『桜─刹那と永遠─』(日本写真企画)がある。(公社)日本写真家協会会員・日本写真協会会員。
萩原れいこ(はぎはら れいこ)
沖縄出身。海外を放浪した後、日本の風景写真に魅了される。隔月刊『風景写真』の若手風景写真家育成プロジェクトにより、志賀高原での写真修行を経て独立。現在は上信越高原国立公園を拠点に活動中。写真展「Heart of Nature」、「地獄」などを開催。写真集『Heart of Nature』(風景写真出版)、著書『風景写真まるわかり教室』(玄光社)など。日本風景写真家協会会員、石の湯ロッジ写真教室講師等。
<関連書籍>

